フルボトルを買う前に「試す」——ミニボトル・飲み比べセット・量り売りで“自分の一本”を見つける
700mlを一本買う前に、ウイスキーは少量から試せる。ミニボトル・飲み比べセット・量り売り(詰め替え)専門店・バーの飲み比べという4つの入り口を、容量・価格・使い分けまで整理する。
ウイスキーに興味はあるけれど、700mlのボトルを一本買うのは少し勇気がいる——そんな人は少なくない。3,000円でも「口に合わなかったら」と思うと手が止まるし、5,000円を超えれば余計にそうだ。
でも、ウイスキーにはフルボトルを買う前に「少しだけ試す」方法がいくつもある。むしろ、いろいろな銘柄を少量ずつ飲み比べることこそ、自分の好みを見つける近道だ。この記事では、ミニボトル・飲み比べセット・量り売り・バーという4つの入り口を、容量や価格の目安とあわせて整理する。
ミニボトルなら、数百円から試せる
まず手軽なのがミニボトル(ミニチュアボトル)だ。ウイスキーには700mlのフルボトルのほかに、小容量の瓶が流通している。代表的なのは次のあたり。
- 50ml前後:1〜2杯分。機内販売や土産物店でおなじみの、いちばん小さいサイズ。
- 100〜200ml:数杯分。山崎や白州など、ジャパニーズウイスキーでは180ml前後の「ベビーボトル」がよく売られている。
- 350ml(ハーフ):フルボトル(700ml)のちょうど半分。定番銘柄で見かける。
価格は銘柄しだいだが、定番なら数百円〜2,000円程度から手に入るものが多い。仮に5,000円の予算があれば、フルボトル1本の代わりに、5〜10種類の小瓶を選ぶこともできる。スモーキー、フルーティ、シェリー樽——タイプの違う銘柄を少しずつ集めれば、それだけで立派な飲み比べになる。
たとえばスペイサイドの華やかさを知るなら、入門の定番として名高い一本から。

対照的に、アイラの煙を試したいなら、島のなかでは比較的おだやかなスモーキーさで知られる一本を選ぶと、香りの落差が分かりやすい。

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