
Tullibardine
スコットランド・ハイランド、パース&キンロスのブラックフォードに立つ蒸留所である。1949年、名設計者ウィリアム・デルメ=エヴァンスが、オクル丘陵の泉から湧く水の質に惚れ込み、グレンイーグルズ醸造所の跡地に建てた。1900年以来、スコットランドで初めて設立された蒸留所だった。主要な仕込み水であるダニー・バーンの水源は、あの「ハイランド・スプリング」ミネラルウォーターと同じ良質な水として知られる。デルメ=エヴァンスは1953年にブレンダーのブロディ・ヘプバーンへ売却、1971年にインヴァーゴードンの傘下に。1995年に休眠したが2003年に再開し、2011年からはフランスのピカール社が所有する、良水に恵まれたハイランドの造り手だ。
タリバーディンは、なめらかでフルーティ、モルティなハイランド・スタイルの酒質を得意とする。良質なダニー・バーンの水を生かし、丁寧に仕込む。バーボン樽を主体としつつ、シェリー樽やフランスのワイン樽(所有元ピカール社ゆかりの樽)など多彩な樽で仕上げるのが特徴だ。ミネラル豊かな水がもたらすクリーンな酒質に、樽由来の豊かな表情が重なる。
タリバーディン蒸留所は、1949年、名設計者ウィリアム・デルメ=エヴァンスによって、パース&キンロスのブラックフォードに建てられた。彼は1947年にグレンイーグルズ醸造所の跡地を買い、オクル丘陵の泉から湧く水を試して、ここが蒸留に最適の地だと確信した。これは1900年以来、スコットランドで初めて設立された蒸留所だった。デルメ=エヴァンスは1953年にブレンダーのブロディ・ヘプバーンへ売却し、同社は1971年にインヴァーゴードンの傘下に入った。1995年に当時の所有者ワイト&マッカイが休眠させたが、2003年に再開。2011年からはフランスのピカール・ヴァン&スピリチュー社が所有する。
蒸留所はスコットランド・ハイランド、パース&キンロスのブラックフォード、オクル丘陵の麓に立つ。主要な仕込み水であるダニー・バーンの水源は、あの「ハイランド・スプリング」ミネラルウォーターと同じ良質な水として知られる。名設計者が水質に惚れ込んで選んだ立地であり、この清冽な水こそが、タリバーディンの造りの核をなしている。
定番の熟成表記のない「ソヴリン」を核に、「225 ソーテルヌ」「228 ブルゴーニュ」「500 シェリー」といった、樽の容量にちなむ番号を冠したウッドフィニッシュ・シリーズを展開する。所有元ピカール社ゆかりのフランス・ワイン樽の使い手として知られる。「ハイランド・スプリング」と同じ良水に恵まれた、ブラックフォードの造り手である。

Tullibardine 225 Sauternes Finish
🏴 スコットランド ・ タリバーディン蒸留所 ・ シングルモルト ・ NAS ・ 43%
Highland Queen Majesty 12 Year
🏴 スコットランド ・ タリバーディン蒸留所 ・ シングルモルト ・ 12年 ・ 40%

この蒸留所が属する地域
スコットランド本土北部・中央部に広がる地理的に最も広大な地域区分で、内陸から海沿い、島嶼部まで含むためスタイルの幅がきわめて広い。北部はスモーキーで力強く、南部は軽やかで、内陸はドライという傾向があるとされ、グレンモーレンジィやダルモアなど個性豊かな蒸留所が点在する。
ハイランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。