
Kyoto Miyako
京都府中部の京丹波町、長老ヶ岳の風が吹き抜ける高原に建つ、京都府初のウイスキー蒸溜所。京都酒造が2019年に設立した。昼夜の寒暖差が大きい高原的な気候が、樽の熟成を早めてくれる。ストレート型とバルジ型を含む三基のポットスチルを使い分け、古都・京都の伝統と自然のなかで上品な味わいを追求。西陣織をラベルにあしらった「京都ウイスキー」シリーズで、日本の美意識をまとった一本を届けている。
5,000リットル2基と1,000リットル1基の、計三基のポットスチルを備える。ストレート型は素材の個性を際立たせ、バルジ型はクリアでまろやかな口当たりを生む——この二型を使い分けて多彩な原酒を造る。古都の文化と自然のなかで、上品な味わいを追求している。
京都酒造株式会社が2019年に設立した、京都府では初のウイスキー蒸溜所だ。2021年3月には、京都の伝統工芸「西陣織」をラベルに起用した「京都ウイスキー 西陣織」シリーズ(赤帯・黒帯・紫帯)を発売し、話題を呼んだ。
京都府中部の京丹波町に位置する。長老ヶ岳から吹き込む風により昼夜の寒暖差が大きい高原的な気候で、この寒暖差が樽の熟成を早めるとされる。ウイスキー造りに適した良質な水にも恵まれる。
西陣織をあしらった「京都ウイスキー」シリーズなど。日本の伝統美をまとった、雅やかな味わいの造り手だ。

この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
日本を深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。