
WHY THIS TASTE
14年をアメリカンホワイトオークのエックスバーボン樽で熟成させたのち、ゴンザレス・ビアス社の30年もののマトゥサレム・オロロソシェリー・バットへ移し、さらに4年を重ねた一本。シェリー樽で過ごす期間が12年(3年)より長い分、ダークチョコレートやコーヒー、砂糖漬けの柑橘といった重く苦甘い要素が前に出る。度数もコアレンジ標準の40度ではなく43度に上げられ、口当たりに厚みがある。

この味を生む蒸留所
ダルモア蒸留所スコットランド北部ハイランド、アルネスのクロマティ湾を望む地に立つ蒸留所である。1839年、実業家アレクサンダー・マセソンが創業。1867年にマッケンジー兄弟が取得し、一族の紋章である12尖の牡鹿(ロイヤル・スタッグ)をラベルに掲げた。この紋章は、かつてマッケンジー氏族の長が、突進する牡鹿からアレクサンダー3世を救った功により王家から授かったものだ。最大の特徴は、シェリー樽熟成への深いこだわり。1世紀以上にわたりゴンサレス・ビアス社の上質なシェリー樽を確保し続け、名マスターブレンダー、リチャード・パターソンOBEが一樽ずつ吟味する。アメリカンオークとシェリー樽の二段熟成が、リッチで重厚な酒質を生む、ハイランドの名門だ。
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ダルモアDalmore
スコットランド・ハイランド地方、クロマーティ湾岸に1839年創業した蒸溜所によるシングルモルト。1867年からマッケンジー家が長く所有し、王室の紋章に由来する12尖の牡鹿(スタッグ)のエンブレムを掲げる。現在はホワイト&マッケイが運営。シェリー樽やポート樽など多彩な樽で熟成させる濃厚で複雑な味わいが特徴。
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