WHY THIS TASTE
密造酒商から蒸留所を興したマグナス・ユンソンに着想を得た2014年発売の表現。ファーストフィルのシェリー樽を12年の約2倍使うのが設計の核で、構成はファーストフィルのシェリー樽80%(うち欧州オーク60%・アメリカンオーク20%)に、リフィルのシェリー樽20%を合わせる。年数非表記ながら46.8度と高めで、チョコレートモルトやカラメル、熟したバナナの甘みに石炭のような煙が重なる、シリーズでも際立って濃い一杯。

この味を生む蒸留所
ハイランドパーク蒸留所スコットランド、オークニー諸島のカークウォールに立つ、最も北にあるシングルモルト蒸留所である。1798年、昼は肉屋・教会役員、夜は密造者という二つの顔を持つマグヌス・ユンソンが密造していた地に始まり、1826年に正式な免許を得た。最大の特徴は、地元ホビスター・ムーアのピートを用いる点。アイラの重厚なピートとは異なり、ヒースを思わせるフローラルで甘い煙をまとう。また、スコットランドでも数少ない、伝統的なフロアモルティングを今も守る蒸留所の一つで、必要な麦芽の約5分の1を自社で製麦する。1999年からエドリントン・グループが所有する。ヴァイキングの歴史を纏う、オークニーの名門だ。
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ハイランドパークHighland Park
スコットランド・オークニー諸島カークウォールにあるハイランドパーク蒸溜所が生産するシングルモルトウイスキー。世界最北のスコッチモルト蒸溜所として知られ、1798年創業。木がほとんど育たないオークニーの土壌ゆえ、樹木の根ではなくヘザー(ヒース)を多く含む独特のピートを使用しており、華やかで上品なスモーキーさが特徴。スペインのオロロソシェリー樽で熟成させる伝統的な製法を守り続けている。マッカランなどを擁するエドリントン・グループの傘下ブランド。
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