WHY THIS TASTE
セカンドフィルのアメリカンオーク(エックスバーボン)樽で熟成後、ファーストフィルのスパニッシュオーク・オロロソシェリー樽で追加熟成、46度。2018年のコアレンジ刷新で17年・21年に代わり導入された表現。12年の軽やかな甘みに、シェリー樽由来のクリスマスケーキ・チョコレートの厚みと海の塩気が重なり、度数も40→46度に上がって輪郭が締まる。

この味を生む蒸留所
オールド・プルトニー蒸留所スコットランド北部ハイランド、ケイスネスの港町ウィックに立つ、本土で最も北にある蒸留所の一つである。1826年、ジェームズ・ヘンダーソンが、ニシン漁で栄えた港ウィックの新開地パルテニータウンに創業した。当時は道もなく、船でしか行けない土地で、原料の大麦は船で運び込まれ、ウイスキーもまた漁師でもある蒸留所員が船で積み出した。ウィックは「金と銀の町」——金はウイスキー、銀はニシン——と呼ばれた。仕込み水は、南のヘムプリッグス湖から、1807年に技師トマス・テルフォードが設計した水路で今も引く。「海のモルト(Maritime Malt)」を掲げ、塩気を帯びた個性を持つ。1995年からインヴァーハウス傘下の、海辺の造り手だ。
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オールド・プルトニーOld Pulteney
スコットランド最北のハイランド地方、ケイスネスの漁港ウィックにあるプルトニー蒸留所が造るシングルモルト。1826年創業。所有者インバーハウス・ディスティラーズは「本物のマリタイム・モルト」と称し、海に近い立地から潮の香りを帯びる。フルーティで麦芽の甘みに塩気のアクセントが加わる個性的な味わいが特徴で、数々の賞を受賞している。
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