
WHY THIS TASTE
山崎・白州・知多の各蒸溜所から選んだ酒齢21年以上の原酒だけでブレンドした、響の上級クラス。山崎のホワイトオーク・シェリー・ミズナラ樽原酒に知多のグレーン原酒を重ね、21年以上の長期熟成で深く融合させている。とりわけミズナラ樽由来の白檀のようなオリエンタルな香りが際立ち、完熟した果実や蜂蜜の甘やかさ、長くまろやかな余韻を生む。ワールド・ウイスキー・アワードで世界最高賞に輝いた名品。

この味を生む蒸留所
山崎蒸溜所大阪府三島郡島本町、天王山の麓に立つ、日本初のモルトウイスキー専門蒸溜所である。1923年、サントリー創業者・鳥井信治郎が、本格的な国産ウイスキー造りを志し、スコットランドで学んだ竹鶴政孝を招いて建設した。鳥井は「天王山があって、木津川・桂川・宇治川の三川が合流するから朝靄もかかる、水質もいい、交通も便利だ」とこの地を選んだ理由を語っている。かつて茶人・千利休が茶室「待庵」を構えたほど水質に恵まれた土地でもある。三川合流による湿潤な気候が、熟成に適した環境を生む。多彩な木樽・原酒を仕込み分け、複雑な味わいを追求する。2023年に創業100周年を迎えた、日本ウイスキー発祥の地だ。
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響Hibiki
1989年、サントリー創業90周年を記念して誕生した高級ブレンド。山崎・白州のモルト原酒と知多のグレーン原酒という、サントリーが持つ3蒸留所すべての個性を一本にまとめ上げる「和の調和」を体現する。六角形のボトルは日本の暦・二十四節気になぞらえた24面カットで、繊細な意匠も国内外で高く評価されてきた。
山崎・白州・知多という自社3蒸留所の原酒で構成されるが、具体的な熟成年数の内訳や配合比は非公開。
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アイラの蒸溜所は2011年、ニューメイクを国際宇宙ステーションへ送った。サントリーも「まろやかさ」の解明に挑んだ。宇宙実験が投げかけた熟成と重力の問いと、まだ分かっていないこと。

サントリー創業90周年に生まれたブレンデッド「響」。名前・ボトル・味わいのすべてに貫かれた「調和」という思想と、山崎・白州・知多の原酒が響き合う理由、そして手に入りにくくなった今の姿までを読み解く。

贈り物の定番として並び称される響と竹鶴。同じ日本の高級ウイスキーに見えて、じつは造りの発想が正反対だ。グレーンを使う響と、モルトだけの竹鶴——二本の個性と、好み・飲み方に合わせた選び方を整理する。

サントリーの二大看板「響」と「山崎」。片やブレンデッド、片やシングルモルト——造り・味・選び方の違いを読み解き、最初の一本の選び分けまで案内します。

サントリーを代表するブレンデッド「響」。ジャパニーズハーモニー・ブレンダーズチョイス・21年・30年の違いから、休売した17年の背景、おすすめの飲み方まで、最初の一本の選び方を整理します。

飲むための酒であるはずのウイスキーが、なぜ「資産」として億単位で取引されるのか。史上最高額の一本、希少ボトルが値上がりする仕組み、2024年に訪れた相場の下落、そして「樽ごと買う」投資に潜む落とし穴まで、事実に沿って読み解く。