WHY THIS TASTE
バッファロートレース・アンティーク・コレクションのライ枠で、毎年18年熟成・45度(90プルーフ)という固定仕様で出される。同コレクションの他銘柄がカスクストレングスで力を誇示するのに対し、こちらは度数を抑えて長熟ライ麦の骨格と均衡を見せる設計。2003年にいったんステンレスタンクへ移して熟成を止めた原酒を長く小出しにしていたが、それが尽きた2016年から、改めて18年寝かせた原酒での出荷へ切り替わっている。

この味を生む蒸留所
バッファロートレース蒸留所ケンタッキー州フランクフォート、オハイオ川に注ぐケンタッキー川のほとりに立つ、アメリカ最古級の稼働蒸留所である。かつてバッファローが川を渡った「けもの道(トレース)」に由来する名を持ち、1992年からサザラック社が所有する。同社は1999年に旗艦銘柄バッファロートレースを投入し、保存されてきた地の利・設備・熟成在庫を長期戦略の中核へと押し上げた。川岸に湧く石灰岩の泉水と、直径84インチという全米最大級の連続式蒸留器を擁し、基本3種のマッシュビルを使い分ける。パピー・ヴァン・ウィンクルやジョージ・T・スタッグなど、世界が熱狂するカルト銘柄を数多く生む聖地であり、バーボン愛好家にとって特別な巡礼地となっている。
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サゼラック・ライSazerac Rye
米サザラック社がケンタッキー州のバッファロートレース蒸溜所で造るライウイスキー。19世紀のニューオーリンズで、ライウイスキーとペイショーズ・ビターズを使ったカクテル「サゼラック」がサゼラック・コーヒーハウスで生まれたことに由来するブランド名を持つ。スパイシーで力強いライ由来の風味が特徴で、上級ラインとして18年熟成のサゼラック・ライも存在する。
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