
熟成に使われた樽
1882年、ウィリアム・サンダーソンが100通りのヴァッティングを試作し、専門家パネルが69番目の樽(VAT 69)を選んだという逸話に由来する。40種類の原酒により、アーモンドや大麦由来の香ばしさを主体にしたバランス型の味わいになっている。

この味を生む蒸留所
ノースブリティッシュ蒸留所スコットランド・ローランド、エディンバラのゴーギー地区に立つグレーン(穀物)ウイスキー蒸留所である。1885年、アンドリュー・アッシャー、ウィリアム・サンダーソン、ジョン・クラビーら独立系のブレンダーたちが、ディスティラーズ・カンパニー社(DCL)によるグレーン供給の独占に対抗すべく設立した。エディンバラ西郊の10エーカーの豚農場を買い取って建てられた。現在はディアジオとエドリントン・グループが折半出資する合弁会社ロージアン・ディスティラーズが所有する。コラムスチル(連続式蒸留機)と、小麦やトウモロコシといった穀物を用いて、今も大量のグレーン・ウイスキーを造る。両大手のブレンドを陰で支える、エディンバラの巨大グレーン蒸留所だ。
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VAT69VAT 69
1882年、リースのウィリアム・サンダーソン&サンが自家配合した数十種の中から選ばれたことにちなむ名を持つブレンド。安定供給のため1884年にグレンギリー蒸留所を、1885年には他ブレンダーと共同でノースブリティッシュ(グレーン)蒸留所を設立した経緯を持つ。伝統的にはグレンギリーが核となる原酒とされる。
上記2蒸留所の原酒に加え、計40種のモルト・グレーンウイスキーをブレンドするとされるが、正確な内訳は非公開。
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