
WHY THIS TASTE
三郎丸蒸留所の自家蒸留ピーテッドモルトに、輸入のスコッチとグレーンを合わせた昔ながらの地ウイスキー。原材料にブレンド用アルコールを含み、度数は37度と低く、水割りやハイボールで日常的に飲まれてきた価格帯にある。720mlと1800mlで流通する。2025年1月末で終売となったのは上位のサンシャインウイスキー プレミアムで、この37度の定番はサンシャインの名のまま残っている。

この味を生む蒸留所
三郎丸蒸溜所富山県砺波市に立つ、若鶴酒造の蒸溜所である。若鶴酒造はもともと日本酒の酒蔵だったが、戦後の米不足を受け、米以外の原料での酒造りを模索。1947年に若鶴発酵研究所を創設し、1952年にウイスキー製造免許を取得して、2代目社長・稲垣小太郎がウイスキー造りを始めた。北陸最古のウイスキー蒸留施設である。最大の特徴は、世界初の実用鋳造製ポットスチル「ZEMON」。富山が誇る高岡銅器の梵鐘製造技術——400年の伝統——を応用して開発された。2016年、5代目・稲垣貴彦が地元に戻り、蒸溜所の復活を主導。国内外から見学者が殺到する、北陸の造り手だ。
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サンシャインウイスキーSunshine Whisky
富山県砺波市の若鶴酒造(三郎丸蒸留所)が1952年にウイスキー製造免許を取得後、翌1953年に発売した同社初のウイスキー。「戦後日本に太陽をのぼらせよう」との思いから公募で命名された。発売直後の火災で工場が全焼するも半年で再建し、希少なアロスパス式蒸留器を導入するなど復興の象徴となった。70年以上続く北陸を代表する地ウイスキーブランド。
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2020年、国は医療機関等において、やむを得ない場合に限り高濃度エタノールを手指消毒の代替に認めた。線は原則70〜83vol%、緩和後も60%台。40%のウイスキーは届かない。それでも瓶の中が腐らない理由。

蒸溜所は公共交通では行きにくい場所にあることが多い。では運転者の試飲はどうなるのか。スコットランドには飲まずに持ち帰る「ドライバーズ・ドラム」があり、日本の案内には「割愛させていただきます」とある。両国の飲酒運転基準を並べて、その差を読む。

ふるさと納税のウイスキーは、その町が造りの主要な工程を担っていることが条件です。厚岸・嘉之助・三郎丸・桜尾など蒸溜所のある町の例と、寄付額の目安、2025年10月に消えたポイント還元、申し込む前の注意をまとめます。

ポットスチルは銅板を叩いて溶接するもの——その常識を、富山・砺波の三郎丸蒸溜所は「鋳物」で覆した。四百年の鋳物の町と、二度立ち上がった酒蔵が生んだ、世界初の鋳造製蒸留器ZEMONの話。