
WHY THIS TASTE
「トリプルマチュアード」を掲げるブレンデッド。マスターブレンダーが選んだ熟成モルト同士をまず数ヶ月かけてマリッジさせ、そこへ熟成グレーンを合わせて、もう一度シェリー樽に戻して寝かせてから瓶詰めする。ブランドはこの2度目の樽でのマリッジを、多くのブレンデッドが省く工程と位置づける。モルトとグレーンの継ぎ目をなじませ、シェリー樽由来のドライフルーツ系の甘みをまとわせるのが狙い。40度。

この味を生む蒸留所
ダルモア蒸留所スコットランド北部ハイランド、アルネスのクロマティ湾を望む地に立つ蒸留所である。1839年、実業家アレクサンダー・マセソンが創業。1867年にマッケンジー兄弟が取得し、一族の紋章である12尖の牡鹿(ロイヤル・スタッグ)をラベルに掲げた。この紋章は、かつてマッケンジー氏族の長が、突進する牡鹿からアレクサンダー3世を救った功により王家から授かったものだ。最大の特徴は、シェリー樽熟成への深いこだわり。1世紀以上にわたりゴンサレス・ビアス社の上質なシェリー樽を確保し続け、名マスターブレンダー、リチャード・パターソンOBEが一樽ずつ吟味する。アメリカンオークとシェリー樽の二段熟成が、リッチで重厚な酒質を生む、ハイランドの名門だ。
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ホワイト&マッカイWhyte & Mackay
1844年創業のグラスゴーのウイスキー商から発展したブランド。1960年のダルモア蒸留所買収を皮切りに、フェッターケアン、タムナヴーリン、ジュラのモルト蒸留所と、自社グレーンのインバーゴードン蒸留所を傘下に収め、垂直統合型のブレンドを実現した。「ダブルマチュアード」製法で知られる。
上記5蒸留所の原酒に加え、計41種のモルト・グレーンウイスキーをブレンドするとされるが、正確な内訳は非公開。
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