Alwar Distillery
インド北西部ラジャスタン州アルワールの乾燥地帯に立つ、ディアジオ・インディアが運営するクラフト・シングルモルト蒸留所である。看板の「ゴーダワン」は、絶滅危惧種のインドオオノガンにちなんで名づけられ、2022年に発売された。地元産の六条大麦を用い、インドのウイスキー・カテゴリーでも最も極端なテロワールを打ち出す。気温がしばしば38度を超える砂漠の灼熱は、他のどの産地でも制御しがたいほどの蒸発と樽との反応を引き起こし、年間10%もの原酒が失われる。熟成はスコットランドの約3倍の速さで進む。2023年にはアジアで初めて水管理の国際認証(AWSコア)を取得した、砂漠の造り手だ。
ゴーダワンは、地元ラジャスタンで育つ六条大麦を用いて造られる。アルワールの砂漠の灼熱は、他のどの産地でも制御しがたいほど激しい蒸発と樽との反応を引き起こし、年間10%もの原酒がエンジェルズシェアとして失われる。熟成はスコットランドの約3倍の速さで進む。この極端なテロワールが、若い原酒にも凝縮した個性を与える。植物由来の香りを移した樽での熟成など、独創的な試みも行う。
アルワール蒸溜所は、インドの飲料大手ディアジオのインド子会社ディアジオ・インディアが運営する。看板の「ゴーダワン」は、絶滅の危機にある国鳥級の希少種インドオオノガン(Great Indian Bustard)にちなんで名づけられたクラフト・シングルモルトで、2022年に発売された。ディアジオ・インディアはこのゴーダワンによって、インドのウイスキー・カテゴリーの中でも最も極端なテロワールを世に問うた。
蒸溜所はインド北西部ラジャスタン州アルワールの乾燥地帯に立つ。気温がしばしば38度を超える砂漠地帯という過酷な立地だ。この灼熱の環境が、ウイスキーの熟成を大きく特徴づける。2023年にはアジアの酒類蒸留所として初めて、水管理の国際認証「アライアンス・フォー・ウォーター・スチュワードシップ(AWS)コア認証」を取得し、地域と協働した水資源保全でも高い評価を得た。
旗艦の「ゴーダワン シングルモルト」を核に、ボタニカルを効かせた樽で熟成した各種を展開する。絶滅危惧種の保護を掲げるブランドとして、砂漠のテロワールと持続可能性を両立させた、ディアジオ・インディアの意欲的なクラフト・シングルモルトだ。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。