Archie Rose
オーストラリア・シドニーに立つ、1850年代以来この街で初となった蒸留所である。ウィル・エドワーズが2014年に創業し、2015年3月にロズベリーで蒸留所兼バーとして開業した。エドワーズは2012年から研究を始め、ニューヨークやブルックリンの禁酒法後の蒸留所を訪ね歩いて構想を練った。「グレーン・トゥ・グラス(穀物から瓶まで)」の哲学のもと、原料の選定から製造までを自ら手がける。当初はジン・ウォッカ・ホワイトライから始めたが、早くから樽詰めしたライとシングルモルトを2019〜20年に発売。ライモルト・ウイスキーは世界最優秀ライに三度輝き、シングルモルトも豪州最優秀を八度得た、革新の旗手だ。
アーチーローズは、原料の穀物から瓶詰めまでを一貫して手がける「グレーン・トゥ・グラス」の哲学を掲げる。麦芽品種の選定や独自の製法にこだわり、ライモルト・ウイスキーやシングルモルトを造る。当初はシグネチャー・ドライ・ジン、オリジナル・ウォッカ、ホワイトライから始めたが、早くからライとシングルモルトの樽を寝かせ、2019年にライ、2020年にシングルモルトを発売した。革新的な発想が、多彩な受賞につながっている。
アーチーローズ蒸留所は、ウィル・エドワーズが2014年にシドニーで創業した。エドワーズは2012年から研究を始め、2013年には会社を休職してブルックリンの禁酒法後の蒸留所を訪ね歩いた。2015年3月、シドニー中心部の南に位置するロズベリーで蒸留所兼バーとして開業。これは1850年代以来、シドニーに蒸留所が戻った歴史的な出来事だった。2020年には生産拠点をバンクスミードウへ移し、規模を拡大している。
蒸留所はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー、都心に近いロズベリーで生まれ、のちにバンクスミードウへ移った。都市型のクラフト蒸留所として、原料の選定から製造まで自社で管理する「グレーン・トゥ・グラス」を実践する。シドニーの温暖な気候が、熟成に独自の性格を与える。
「アーチーローズ ライモルト ウイスキー」は世界最優秀ライ・ウイスキーに三度輝き、シングルモルトはオーストラリア最優秀シングルモルトを八度獲得した。世界最優秀アンエイジド・ウイスキーやジン、ウォッカでも受賞を重ねる。創業者エドワーズは2020年にスピリッツ・ビジネス誌の世界ヤング・アチーバー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた、豪州で最も革新的な造り手の一つだ。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。