
Masahiro
沖縄本島南部の糸満市に本社を構える、1883年創業の泡盛メーカー・まさひろ酒造。琉球王朝の料理長の家系に始まる老舗が、創業140周年を機にモルトウイスキー造りに挑んだ。亜熱帯・沖縄の高温多湿な気候を生かした樽貯蔵は、本土の三倍とも言われる速さで熟成を進める。泡盛づくりで培った技と南国の風土が、他にはない「琉球のウイスキー」を育んでいる。
最大の武器は、亜熱帯・沖縄の高温多湿な気候を生かした樽貯蔵にある。この環境では熟成が本土の三倍とも言われる速さで進み、若い原酒でも豊かな樽の香味をまとう。泡盛づくりで培った発酵や貯蔵の技術も織り込み、南国ならではの個性を追求している。
まさひろ酒造は1883年(明治16年)創業。琉球王朝の料理長職にあった比嘉家に始まる老舗の泡盛メーカーで、泡盛の売上高でも国内トップクラスを誇る。近年はジン造りにも進出し、創業140周年を記念して、初の自社蒸留となるモルトウイスキー「昌廣ニューボーンウイスキー」を世に出した。
沖縄本島南部、糸満市に本社・蒸溜所を構える。亜熱帯の温暖な気候が最大の特徴だ。
「昌廣ニューボーンウイスキー」やブレンデッドなど。泡盛蔵の技と沖縄の気候が生む、早熟でまろやかな味わいが身上だ。


この蒸留所が属する地域
1923年、鳥井信治郎が山崎蒸溜所を開設したのが日本ウイスキーの始まり。技師として招かれた竹鶴政孝は後にニッカウヰスキーを設立し余市蒸溜所を開いた。スコッチの製法を土台にしながらも、繊細な水質と四季の寒暖差を生かした独自のスタイルを確立し、2000年代以降は国際コンペティションでの受賞を機に世界的な評価を得ている。
日本を深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。