
Raasay
スコットランド北西部、インナー・ヘブリディーズのラッセイ島に立つ、島初の合法蒸留所である。R&Bディスティラーズが営み、2017年に開業した。同社は2014年、ビル・ドビーとアラスデア・デイが創業した。ラッセイ島は、ボニー・プリンス・チャーリーや詩人ソーリー・マクリーンゆかりの、密造の歴史に彩られた地だ。仕込み水は、島の頂ドゥン・カーンから流れ、火山岩とジュラ紀の砂岩を通って濾された「青白い牛の井戸(トバル・ナ・バ・バーネ)」の湧水で、ミネラル分に富む。看板は、豊かなダークフルーツの香味とバランスした軽いピートが個性のシングルモルト。伝統と革新を融合させた、島の造り手だ。
アイルオブラッセイは、島の火山岩に濾されたミネラル豊かな湧水を用いてシングルモルトを造る。シグネチャーの風味は、豊かなダークフルーツの香味とバランスした軽めのピートだ。伝統的なウイスキー造りと進取の革新を組み合わせ、島ならではの個性を追求する。ジンも手がけ、こちらはルバーブの根やキュベブ・ペッパーなど10種のボタニカルを用いる。
アイルオブラッセイ蒸留所は、スコットランド北西部インナー・ヘブリディーズのラッセイ島に立つ、島で初めての合法蒸留所である。R&Bディスティラーズが所有し、2017年に開業した。同社は2014年、ビル・ドビーとアラスデア・デイによって創業された。ラッセイ島は、ボニー・プリンス・チャーリーや名高いゲール語詩人ソーリー・マクリーンにゆかりの、密造の歴史に彩られた地だ。1850年頃まで密造が行われた痕跡も残る島で、最新鋭の設備が伝統的な製法と革新を両立させている。
蒸留所はラッセイ島に立つ。仕込み水は、鉄器時代のケルトの井戸に由来する「トバル・ナ・バ・バーネ(青白い牛の井戸)」の湧水で、島の頂ドゥン・カーンから流れ、火山岩とジュラ紀の堆積砂岩を通って濾されるため、ミネラル分に富む。氷河が削った島の湖々がこの水源を潤す。火山地質に由来する水が、酒質に独特の個性を与える。
2020年から発売する旗艦の「アイルオブラッセイ シングルモルト」を核に、シングルカスクや各種フィニッシュを展開する。軽いピートとダークフルーツが調和した個性で、島のテロワールを映す。ウイスキーに先立ち2019年に発売したラッセイ・ジンも人気で、島の恵みを生かすヘブリディーズの造り手として支持を集めている。

この蒸留所が属する地域
スコットランド公式のウイスキー協会が定める5地域には含まれないが、業界で慣例的に用いられる分類で、アイラ島を除くスカイ島、オークニー諸島、マル島、ジュラ島、アラン島などの蒸留所を指す。海に囲まれた立地から塩気・潮風を感じさせる個性が共通しつつ、島ごとに異なる表情を持つ。
アイランズを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。