Stitzel-Weller Distillery
ケンタッキー州シャイブリー、ウィーテッド・バーボンの伝説を刻んだ聖地である。1935年、酒類卸のW・L・ウェラー&サンズとA・Ph・スティッツェル蒸留所が合併し、ジュリアン・「パピー」・ヴァン・ウィンクル・シニアらが建てた。開業時から2棟の熟成庫を備え、W・L・ウェラー、オールド・フィッツジェラルド、パピー・ヴァン・ウィンクル、レベル・イェルといった名門ブランドを生んだ。メーカーズマークと並び、バーボンでライ麦の代わりに小麦を使うウィーテッド製法を先導したことで知られる。1992年に一度閉鎖されたが、2014年からブレット・バーボンの観光拠点として、2017年からは同銘柄の瓶詰めの地として蘇った。
スティッツェル・ウェラーは、メーカーズマークと並び、バーボンでライ麦の代わりに小麦を第二穀物に用いるウィーテッド製法を先導したことで知られる。小麦がもたらす柔らかく甘い口当たりは、W・L・ウェラーやパピー・ヴァン・ウィンクルの伝説的な味わいの核となった。現在はこの地でブレット・バーボンの瓶詰めが行われている。
スティッツェル・ウェラー蒸留所は、1935年に酒類卸のW・L・ウェラー&サンズとA・Ph・スティッツェル蒸留所が合併して誕生した。ジュリアン・「パピー」・ヴァン・ウィンクル・シニア、アレックス・T・ファーンズリー、アーサー・フィリップ・スティッツェルが建設に携わり、ルイビル郊外シャイブリーに開業した。当初から2万5200樽を貯蔵できる2棟の熟成庫を備えた。1972年に売却、1992年に閉鎖されたが、現オーナーのディアジオが2014年からブレット・バーボンの観光拠点として、2017年から同銘柄の瓶詰めの地として再生させた。
蒸留所はケンタッキー州ルイビル郊外のシャイブリーに立つ。バーボン産業が集積したこの地で、石灰岩に恵まれた良質な水を仕込みに用いてきた。歴史的な建物群は、ケンタッキー・バーボン・トレイルの一角として今も多くの巡礼者を迎え、バーボン黄金期の面影を伝えている。
かつてW・L・ウェラー、オールド・フィッツジェラルド、パピー・ヴァン・ウィンクル、レベル・イェル、キャビン・スティルといった銘柄を生んだ。現在はブレット・バーボンの拠点であり、近年は長期熟成の「スティッツェル リザーブ」シリーズも登場。ウィーテッド・バーボンの伝説を今に伝える、記念碑的な蒸留所だ。

この蒸留所が属する地域
トウモロコシを主原料とするバーボンウイスキーの本場。原料の51%以上がトウモロコシで、内側を焦がした新樽で熟成させることが法律上の条件となっている。ケンタッキー州が生産の中心地で、テネシー州のジャックダニエルズは木炭濾過(チャコール・メローイング)を経る独自製法「テネシーウイスキー」を名乗る。近年は小規模クラフト蒸留所が全米で急増している。
アメリカを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。