Smooth Ambler Distillery
ウェストバージニア州マクスウェルトン、アパラチアの丘に抱かれた蒸留所である。2008年、TAG・ガリーアンがマイクロ蒸留運動を紹介するTIME誌の記事を読み、友人のジョン・リトルに「君のガレージでもできる」と持ちかけたのが始まり。1年半の研究と計画を経て2009年に建設し、創業した。約480平方メートルのスティルハウスがグリーンブライア郡の丘陵に立つ。自社蒸留と並行し、ジョン・リトルが全米から選び抜いた原酒を透明性を持ってブレンド・瓶詰めする「オールド スカウト」で名を上げた。インディアナのMGP由来の原酒を核に、産地を明示する誠実な姿勢が支持を集めた。
自社蒸留に加え、看板の「オールド スカウト」ではジョン・リトルが2011年から全米を「偵察(スカウト)」して選んだ原酒をブレンド・瓶詰めする。オールド スカウト バーボンはインディアナのMGP由来で、コーン60%・ライ麦36%・大麦麦芽4%のマッシュビルを用いる。産地を明示する透明性が同社の信条で、優れた原酒を誠実に届ける姿勢が評価を確立した。
スムース・アンバラーは、2008年にTAG・ガリーアンがマイクロ蒸留運動を紹介するTIME誌の記事を読み、友人のジョン・リトルに構想を持ちかけたことに始まる。「君のガレージでもできる」という誘いに乗ったリトルは、1年半の研究と計画を経て、2009年8月から建設を開始。ウェストバージニア州マクスウェルトンに蒸留所を創業した。2017年にはペルノ・リカールUSAへ過半数の株式を譲渡し、その傘下でブランドを育てている。
蒸留所はウェストバージニア州グリーンブライア郡マクスウェルトン、なだらかなアパラチアの丘陵に立つ。約480平方メートル(5200平方フィート)の最新鋭のスティルハウスが、緑豊かな山あいに溶け込む。アパラチアの清冽な水と、標高のある山間部ならではの寒暖差のある冷涼な気候が、造りと熟成の背景となる。地の利を生かした自社蒸留と、全米からの厳選原酒の熟成を、この地で並行して進めている。
調達原酒の「オールド スカウト バーボン」「オールド スカウト ライ」、長期熟成の「オールド スカウト 7年」などを核に、自社蒸留の「コントラディクション」などを展開する。産地表示に誠実なクラフト・ボトラー兼蒸留所として、独自の地位を築いている。
Smooth Ambler Old Scout Straight Bourbon
🇺🇸 アメリカ ・ スムース・アンバラー蒸留所 ・ バーボン ・ NAS ・ 49.5%

この蒸留所が属する地域
トウモロコシを主原料とするバーボンウイスキーの本場。原料の51%以上がトウモロコシで、内側を焦がした新樽で熟成させることが法律上の条件となっている。ケンタッキー州が生産の中心地で、テネシー州のジャックダニエルズは木炭濾過(チャコール・メローイング)を経る独自製法「テネシーウイスキー」を名乗る。近年は小規模クラフト蒸留所が全米で急増している。
アメリカを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。