Wilderness Trail
ケンタッキー州ダンヴィル、開拓者ダニエル・ブーンが18世紀に切り拓いた「ウィルダネス・トレース」沿いに立つ蒸留所である。ケンタッキー大学でロックバンドを組んだシェーン・ベイカーとパット・ハイスト博士が、機械工学と植物病理学の学位を経て発酵コンサル会社ファーム・ソリューションズを興し、その延長として2013年に創業した。禁酒法以降ダンヴィル初の合法蒸留所だ。手間のかかるスイートマッシュ製法を守り、日産215樽を仕込む。旗艦は、禁酒法以降ケンタッキーで初のボトルド・イン・ボンドのウィーテッド・スイートマッシュ・バーボン。発酵の専門家ならではの科学的裏付けが、確かな品質を支える。
最大の特徴は、手間のかかるスイートマッシュ製法を守る点だ。多くのバーボンが前回の蒸留残液を加えるサワーマッシュを用いるのに対し、同社は毎回新鮮なマッシュで発酵させる。発酵の専門家である創業者ならではの科学的知見が、この難度の高い製法を支える。日産215樽を仕込み、旗艦はケンタッキーで禁酒法以降初のボトルド・イン・ボンドのウィーテッド・スイートマッシュ・バーボンとなった。
ウィルダネス・トレイル蒸留所は、ケンタッキー大学の学生時代にロックバンドを組んだシェーン・ベイカーとパット・ハイスト博士が創業した。二人は機械工学と植物病理学の学位を得たのち、発酵コンサルティング会社ファーム・ソリューションズを立ち上げ、その知見を土台に2013年、ダンヴィルで蒸留を開始した。禁酒法以降、ダンヴィル初の合法蒸留所である。2016年にケンタッキー・マニュファクチャラー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、2020年にはケンタッキー・バーボン・トレイル18番目の公式ストップに加わった。
蒸留所はケンタッキー州ダンヴィル、開拓者ダニエル・ブーンが1700年代に切り拓いた歴史的な「ウィルダネス・トレース」沿いに立つ。地名はこの古道に由来する。ケンタッキーの石灰岩に恵まれた良質な水が、仕込みに理想的な条件を備える。
旗艦の「ワイルダネス・トレイル ケンタッキー ストレート バーボン(ウィーテッド、ボトルド・イン・ボンド)」を核に、ハイ・ライのバーボンやライ・ウイスキーを展開する。発酵科学に裏打ちされた品質で、クラフト・バーボンの実力派として急速に評価を高めている。
Wilderness Trail Bottled in Bond Bourbon
🇺🇸 アメリカ ・ ウィルダネス・トレイル蒸留所 ・ バーボン ・ 4年 ・ 50%

この蒸留所が属する地域
トウモロコシを主原料とするバーボンウイスキーの本場。原料の51%以上がトウモロコシで、内側を焦がした新樽で熟成させることが法律上の条件となっている。ケンタッキー州が生産の中心地で、テネシー州のジャックダニエルズは木炭濾過(チャコール・メローイング)を経る独自製法「テネシーウイスキー」を名乗る。近年は小規模クラフト蒸留所が全米で急増している。
アメリカを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。