
Wolfburn
スコットランド本土最北の町サーソに立つ、本土で最も北にある蒸留所である。ルーツは、1821年にウィリアム・スミスがサーソの西に興した元祖ウルフバーン蒸留所だが、1860年代に生産を止めていた。2012年、民間の企業連合がケイスネスの計画認可を得て、旧蒸留所から約350メートルの地に新たなウルフバーンを建設。2013年初頭に生産を再開した。名は、水を引くウルフ・バーン(狼の小川)にちなむ。敷地は蒸留所と3棟の熟成庫からなり、2016年からは自前の瓶詰め設備も稼働。同年3月に初のウイスキーを世界発売し、国際大会で数々の金賞を得た。本土最北から復活を遂げた、ハイランドの造り手だ。
ウルフバーンは、なめらかでフルーティ、ときに軽くピートを効かせたハイランド・スタイルの酒質を造る。本土最北の涼やかな環境で、丁寧に少量ずつ仕込む。バーボン樽やシェリー樽、クォーターカスクなど多彩な樽を用い、幅広い表情を引き出す。ノンピートの原酒と、軽くスモーキーな原酒を造り分ける柔軟さも持ち味だ。若い蒸留所ながら、その品質は国際的に高く評価されている。
ウルフバーン蒸留所のルーツは、1821年にウィリアム・スミスがサーソの西に興した元祖ウルフバーン蒸留所にさかのぼる。この元祖は1860年代に生産を止めたとされる。2012年、民間の企業連合がケイスネスの計画当局から認可を得て、旧蒸留所から約350メートルの地、サーソのヘンダーソン・パークに新たなウルフバーンを建設した。生産は2013年初頭に再開された。2016年2月には自前の瓶詰め設備が稼働し、同年3月に初のウイスキーが世界で発売され、国際大会で複数の金賞を獲得した。
蒸留所はスコットランド本土最北の町サーソに立つ、本土で最も北にある蒸留所である。名は、仕込み水を引くウルフ・バーン(狼の小川)にちなむ。旧蒸留所からほど近い地に再建され、敷地は蒸留所本体と、樽を寝かせる3棟の熟成庫からなる。本土最北の冷涼な気候と清冽な小川の水が、その酒質を育む。人里離れた北の地ならではの静かな環境が、じっくりとした熟成を助けている。
定番の「ウルフバーン ノーサーランド」「オーロラ」「モルヴェン」などを展開する。それぞれ樽構成やピートの有無で個性を描き分け、手頃な価格ながら高い評価を得ている。1世紀半の空白を経て本土最北に蒸留を蘇らせた、サーソの復活の造り手である。




この蒸留所が属する地域
スコットランド本土北部・中央部に広がる地理的に最も広大な地域区分で、内陸から海沿い、島嶼部まで含むためスタイルの幅がきわめて広い。北部はスモーキーで力強く、南部は軽やかで、内陸はドライという傾向があるとされ、グレンモーレンジィやダルモアなど個性豊かな蒸留所が点在する。
ハイランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。