
WHY THIS TASTE
ブラントンやエルマー・T・リーと同じ高ライ麦のマッシュビル#2を使う銘柄群のなかで、もっとも手に取りやすいエントリー。最低3年熟成・40度(80プルーフ)と若く軽い仕上げで、同レシピの上位銘柄が持つスパイシーな輪郭を穏やかに写し取る。ブランドは1980年代にエイジ・インターナショナル社へ移り、1992年に同社が日本企業の傘下に入った後も、製造は一貫して現在のバッファロートレース蒸溜所が担っている。

この味を生む蒸留所
バッファロートレース蒸留所ケンタッキー州フランクフォート、オハイオ川に注ぐケンタッキー川のほとりに立つ、アメリカ最古級の稼働蒸留所である。かつてバッファローが川を渡った「けもの道(トレース)」に由来する名を持ち、1992年からサザラック社が所有する。同社は1999年に旗艦銘柄バッファロートレースを投入し、保存されてきた地の利・設備・熟成在庫を長期戦略の中核へと押し上げた。川岸に湧く石灰岩の泉水と、直径84インチという全米最大級の連続式蒸留器を擁し、基本3種のマッシュビルを使い分ける。パピー・ヴァン・ウィンクルやジョージ・T・スタッグなど、世界が熱狂するカルト銘柄を数多く生む聖地であり、バーボン愛好家にとって特別な巡礼地となっている。
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エンシェント・エイジAncient Age
米ケンタッキー州のバーボンブランド。1946年、シェンリー社がジョージ・T・スタッグ蒸溜所(現バッファロートレース蒸溜所)で発売した。その後所有者は複数回変遷し、1992年に宝酒造傘下のエイジ・インターナショナルが取得、1992年にサザラック社に売却され、蒸溜所は1999年にバッファロートレース蒸溜所と改称された。現在もバッファロートレース蒸溜所で生産される、手頃な価格帯のストレートバーボン。
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