熟成に使われた樽
軽やかなスペイサイドブレンドを特徴とする、世界中の旅客に親しまれてきたロングセラー・ブレンデッド。

この味を生む蒸留所
グレンキース蒸留所スコットランド・スペイサイド、キースに立つ蒸留所である。名門ストラスラ蒸留所を望む地に、シーバス・ブラザーズ(当時シーグラム)が建てた。1957年、製粉所の跡地に建設が始まり、当初は三回蒸留を意図した3基のスチルで1960年に完成した。1898年の大恐慌以来、スペイサイドで初めて開かれた新設蒸留所である。1970年に2基を増設して二回蒸留に切り替えた際、スコットランド初のガス直火焚きスチルを導入した。シーグラムの実験的蒸留所として、三回蒸留や酵母・マッシュの試験も行われた。1999年に休眠したが、2012年からの大規模改修を経て2013年6月に再開。実験精神に富む、ペルノ・リカール傘下の造り手だ。
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パスポートPassport Scotch
1965年、シーバス・ブラザーズのブレンダー、ジミー・ラングが輸出市場向けに開発した軽やかなブレンド。ストラスアイラを核に、「パスポートの故郷」を掲げるグレンキースの原酒を組み合わせる。ブラジル・ロシア・インド・メキシコなど新興国市場を主戦場とし、2001年よりペルノ・リカール(シーバス・ブラザーズ)傘下。
上記2蒸留所の原酒に加え、1970年代以降はオルタバーンなど未登録の蒸留所の原酒も加わったとされるが、詳細な配合比は非公開。
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