WHY THIS TASTE
2026年5月、クラシックとピーテッドに続く3本目の常設コアレンジとして加わった、葉巻に合わせることを狙ったノンピートのシングルモルト。樽は元トウニー・ポート樽、元甘口ワイン樽、新樽(ヴァージンオーク)の3種。公式はポート樽が暗い色調の骨格と果実の奥行きを、甘口ワイン樽がとろりとしたボディと蜂蜜の甘さを、新樽がオークのスパイスと濃いバニラを担うと説明する。46%。バーボン樽とシェリー樽を軸にする他の2本とは樽の組み立てが根本から異なり、ワイン系の甘みと新樽の厚みで葉巻に負けない重さを出している。

この味を生む蒸留所
ザンクトキリアン蒸留所ドイツ・バイエルン州ミルテンベルク郡リューデナウに立つ、大陸ヨーロッパ最大級のシングルモルト蒸留所である。2012年9月27日、アンドレアス・テュムラーが創業し、旧マイクスナー織物染色工場の敷地に蒸留所を築いた。生産開始は2016年3月、聖パトリックの日だった。スコットランドから輸入した銅製ポットスチルを用い、ピート麦芽もスコットランドから直接調達するなど、スコットランドの蒸留技術をドイツに持ち込む。390種を超える多彩な樽で熟成させ、独自の香味を生む。年間2万人が訪れ、250を超える金賞や「ワールドクラス・ディスティラリー」「ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」の称号を得た、ドイツ最大の蒸留所だ。
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ザンクトキリアンSt. Kilian
2012年創業、ドイツ最大級のシングルモルト蒸留所。バイエルン州リューデナウの旧繊維工場を改装し、フォーサイス製ポットスチルでアイリッシュ式の二回半蒸留を採用。2016年に初留出、2019年に初の3年熟成シングルモルト「ファースト・キリアン」を発売した。
自社蒸留所で製造。
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