
WHY THIS TASTE
メルボルンの蒸留所がオーストラリア産赤ワイン樽のみで熟成させる、フルーツ主体の個性的な一本。2022年ISCでダブルゴールドを受賞。

この味を生む蒸留所
スターワード蒸留所オーストラリア・メルボルンのポート・メルボルンに立つ、オーストラリアン・ウイスキーの新時代を切り拓いた蒸留所である。タスマニアの「ウイスキーの父」ビル・ラークに学んだデイビッド・ヴィターレが、2007年に創業した。誇りを持って世界に差し出せる「明確にオーストラリアらしいウイスキー」を造るという構想が原点だ。最大の革新は、地元産のオーストラリアワイン樽のみで熟成させたこと。伝統的なバーボン樽やシェリー樽から大胆に離れ、世界のウイスキーに新たなカテゴリーを打ち立てた。メルボルンの激しい気候変動を熟成に生かし、赤ワイン樽由来の果実味豊かな酒質を生む。ワインカスクは2016年に世界最優秀クラフト・ウイスキーに輝いた、ニューワールドの旗手だ。
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スターワードStarward
オーストラリア・メルボルンの蒸溜所が2015年から手がけるシングルモルトウイスキー。原料の多くを蒸溜所から車で1日圏内から調達し、バロッサヴァレーなど地元ワイン産地の赤ワイン樽で熟成させるのが特徴。メルボルンの寒暖差の大きい気候により熟成が早く進み、若い樽齢でも成熟した風味を持つとされる。
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世界最高のシングルモルトを生んだ島には「1839年から153年間、法律で禁じられていた」という物語がついてくる。だが禁止令は早くに廃止されたとする記述があり、蒸溜所公式ですら年表が食い違う。何が本当に島を止めていたのかを追う。

ワインは醸造酒、ウイスキーは蒸留酒。原料・度数・熟成・保存・味わいはどう違う?ぶどうと穀物、瓶で育つワインと樽で決まるウイスキー、そして「ワインカスク」で交わる接点まで、二つの酒の違いをすっきり整理する。

スコッチやジャパニーズだけが世界ではない。台湾・インド・イングランド・豪州・北欧……近年、国際的な評価を一変させた「ニューワールドウイスキー」を、国ごとの個性と最初の一本の選び方でやさしく案内する。