シーバスリーガルの種類と選び方——12年・エクストラ・18年からミズナラ・アルティスまで、味の違いと最初の一本
世界初の「熟成年数をうたった高級ブレンデッド」シーバスリーガル。手頃な12年からシェリー樽のエクストラ、日本のミズナラ、贈答の18年・25年、モルトだけのアルティスまで、味の違いと最初の一本の選び方を整理します。
世界で初めて「熟成年数をうたった高級ブレンデッド」として生まれたシーバスリーガル。スーパーでも手に入る12年から、シェリー樽のエクストラ、日本のミズナラ樽で仕上げた一本、贈答の定番18年・25年、モルトだけを重ねたアルティスまで、ラインナップは意外と幅広い。名前と数字が入り混じって迷いがちなので、それぞれの味の違いと「最初の一本」の選び方を整理する。
シーバスリーガルとは——スペイサイドの「なめらかで華やか」
シーバスリーガルの源流は、1801年にスコットランド北東部アバディーンで開かれた食料品店にさかのぼる。1838年にジェームズ・シーバスが加わり、のちに弟のジョンとともに兄弟で営んだことから「シーバス・ブラザーズ」の名が生まれた。1843年にはヴィクトリア女王からロイヤルワラント(王室御用達)を受けている。
味の芯を担うのは、1786年創業と現存する蒸溜所でも最古級のストラスアイラのモルト。ここに複数のスペイサイドモルトとグレーンを重ね、蜂蜜やリンゴ、バニラを思わせる、まろやかで華やかな「シーバスらしさ」がつくられる。1909年に発売された25年は、熟成年数を掲げた世界初の高級ブレンデッドとされ、シーバスの原点になっている。
定番の3本——12年・エクストラ・ミズナラ
12年は現在の顔。蜂蜜やリンゴ、ほのかなバニラの甘みがなめらかにまとまり、ハイボールでもロックでも崩れない。価格も手頃で、最初の一本にちょうどいい。

**エクストラ(13年)**は、原酒の一部をオロロソ・シェリー樽で追加熟成させた一本。熟した果実やキャラメルの甘みが増し、12年より濃く柔らかい。甘め・濃いめが好きな人向け。

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