
Strathisla
スコットランド・スペイサイド、キースのアイラ川のほとりに立つ、ハイランドで最も古くから操業を続ける蒸留所である。1786年、ジョージ・テイラーとアレクサンダー・ミルンが、亜麻加工業の衰退に代わる生業として「ミルタウン蒸留所」の名で創業した。当初は40ガロンのポットスチル1基で、ブルームヒルの泉から水を引いた。双子のパゴダ屋根と美しい水車を備えた、スコッチ屈指の風光明媚な蒸留所として知られる。1950年、シーバス・ブラザーズが取得。以来、その豊かでなめらかな原酒は、ブレンデッド「チーバス・リーガル」や「ロイヤル・サルート」の心臓部を担う。「チーバスの故郷」と称される、由緒ある名門だ。
ストラスアイラは、豊かでなめらか、フルーティでコクのあるスペイサイド・スタイルの酒質を得意とする。1786年以来の伝統的な造りを守り、丁寧に原酒を仕込む。その豊潤でまろやかな酒質こそが、ブレンデッド「チーバス・リーガル」や「ロイヤル・サルート」の豊かでなめらかな心臓部を形づくる。長い歴史に裏打ちされた造りが、その品質を支えている。
ストラスアイラ蒸留所は、1786年、ジョージ・テイラーとアレクサンダー・ミルンが、亜麻加工業の衰退に代わる生業として「ミルタウン蒸留所」の名で創業した。シーフィールド伯爵から土地を借り、当初は40ガロンのポットスチル1基で、ブルームヒルの泉から水を引いて造った。1876年の火災と、その数年後の粉塵爆発で大きな被害を受けたが、レンガを一つずつ積み直して再建され、水車で発電して蘇った。1950年、シーバス・ブラザーズがこの特別なスペイサイド・モルトを守るべく取得。現在はペルノ・リカールが所有する。
蒸留所はスコットランド・スペイサイド、キースのアイラ川のほとりに立つ。仕込み水は伝統的にブルームヒルの泉から引く。双子のパゴダ屋根と、再建の象徴である美しい水車を備えた、スコッチ屈指の風光明媚な蒸留所として知られる。ハイランドで最も古くから連続して操業する蒸留所という歴史が、この地に刻まれている。
公式の「ストラスアイラ12年」を核に、熟成年数の長いリリースも展開する。だがその原酒の大半は、「チーバスの故郷」の名にふさわしく、チーバス・リーガルやロイヤル・サルートといった名門ブレンドの中核を担う。双子のパゴダと水車の美しい佇まいと、ハイランド最古の操業という歴史を持つ、スペイサイドの名門である。




Chivas Regal 18 Year Old Mizunara Cask Finish
🏴 スコットランド ・ ストラスアイラ蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ 18年 ・ 43%
Royal Salute 21 Year Old Harris Reed Edition Gold
🏴 スコットランド ・ ストラスアイラ蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ 21年 ・ 40%
Royal Salute 21 Year Old Harris Reed Edition Purple
🏴 スコットランド ・ ストラスアイラ蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ 21年 ・ 40%
Royal Salute 21 Year Old Miami Polo Edition
🏴 スコットランド ・ ストラスアイラ蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ 21年 ・ 40%


Chivas Extra 13 Year Old Rum Cask
🏴 スコットランド ・ ストラスアイラ蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ 13年 ・ 40%


Chivas Regal Mizunara 12 Year Old
🏴 スコットランド ・ ストラスアイラ蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ 12年 ・ 40%

Chivas Regal Takumi Reserve 12 Year Old
🏴 スコットランド ・ ストラスアイラ蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ 12年 ・ 40%

世界のスコッチ消費の主役はブレンデッド。ジョニーウォーカーやシーバスなど定番10本を、普段飲み・ハイボールからステップアップ、特別な一本まで価格帯と味わいで整理し、最初の一本の選び方を案内します。

世界初の「熟成年数をうたった高級ブレンデッド」シーバスリーガル。手頃な12年からシェリー樽のエクストラ、日本のミズナラ、贈答の18年・25年、モルトだけのアルティスまで、味の違いと最初の一本の選び方を整理します。

スーパーで隣り合う二大ブレンデッドスコッチ、バランタインとシーバスリーガル。実は同じシーバス・ブラザーズ傘下の兄弟だ。生い立ち・核のモルト・レンジの組み立て・日本限定ミズナラまで、味と選び方の違いを整理する。

世界を代表する二大ブレンデッドスコッチ、ジョニーウォーカーとシーバスリーガル。煙をまとう複雑さと蜜のような滑らかさ——成り立ち・味・ラインナップ・飲み方の違いから、あなたに合う一本の選び方を整理します。

世界でも指折りに売れながら「格上」の顔を保つシーバスリーガル。アバディーンの食料品店から王室御用達へ、そして1909年にニューヨークを魅了した25年ものへ。「世界初の高級ブレンド」を名乗る理由をたどる。

スコッチにリキュール「ドランブイ」を合わせるだけのカクテル、ラスティネイル。IBA公式レシピと黄金比、シェイクしない理由、ベースのスコッチ別の味の変わり方、そして「錆びた釘」という名前と、その成り立ちまでを紹介する。

ラベルに蒸溜所名は書かれていないブレンデッドスコッチ。だがその味を決めているのは、たいてい特定の蒸溜所のモルトだ。ティーチャーズ、シーバス、デュワーズ、ホワイトホース、ジョニ黒など定番7本の「キーモルト」を各社公表情報から整理し、次の一本の選び方に落とし込む。

ジョニーウォーカー、バランタイン、シーバス、デュワーズ。名門ブレンデッドの名の主は、蒸溜所の職人ではなく町の食料品店主やワイン商だった。1860年の税法とガラス瓶が、町の店の看板を世界のブランドへ変えるまでをたどる。

エディンバラで公開されている3,384本のスコッチは、サンパウロの男が35年かけて集めたものだった。六本の贈り物を境に始まった収集と、ほぼ同じ規模のコレクションが競売で散った対照から、「開けない一本」の意味を考える。

どちらも樽で寝かせた琥珀色の蒸留酒。EUの規則では隣り合って定義されているのに、熟成年数の下限、ラベルの「◯年」が指すもの、砂糖を足していいかどうか——三か所だけ、扱いがはっきり分かれている。

ブレンデッドの工程表には、混ぜたあとにもう一枠ある。樽や槽で寝かせる「マリッジ」だ。デュワーズが看板に掲げる二度の熟成から、現行の機器では捉えきれていない変化まで。

ギネスが「現役で稼働する最古のスコッチ蒸溜所」と認めた1786年創業のストラスアイラ。かつては自分の名で知られたその酒が、闇市と破産を経てシーバスリーガルの心臓になるまでをたどる。

この蒸留所が属する地域
スペイ川流域に蒸留所が集中する、スコットランドで最も蒸留所数の多い地域。シェリー樽由来のリッチな甘みからバーボン樽由来の軽やかな果実香まで幅が広いが、総じて華やかでエレガントな味わいが多い。グレンリベット、グレンフィディック、マッカランなど世界的な銘柄を数多く擁する。
スペイサイドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。