
Ben Nevis
スコットランド・ハイランド、英国最高峰ベン・ネヴィス山の麓、フォート・ウィリアムに立つ蒸留所である。1825年、身長193センチの大男「ロングジョン」ことジョン・マクドナルドが創業した。その原酒は「ロングジョンズ・デュー・オブ・ベン・ネヴィス」と呼ばれ、週200ガロンを産した。1848年にはヴィクトリア女王も訪れている。需要の高まりを受け、1878年には隣に2つ目の「ネヴィス蒸留所」も建てられた。1989年以来、日本のニッカウヰスキーが所有する。年産200万リットルの能力を持ち、ニューメイクの約半分はタンカーで日本へ運ばれ、「ニッカ ブラック」などのブレンドに用いられる。日本と縁の深い、コクのあるハイランドの造り手だ。
ベン・ネヴィスは、コクがありリッチで、ときに硫黄やチョコレートを思わせる複雑な、力強いハイランド・スタイルの酒質を造る。伝統的な造りを守り、飲みごたえのある骨太な原酒を生む。年産200万リットルの能力を持ち、ニューメイクの約半分はタンカーで親会社のニッカへ運ばれ、日本で「ニッカ ブラック」などのブレンドに用いられる。日本の技術と伝統が融合した造りが、その個性を支えている。
ベン・ネヴィス蒸留所は、1825年、アーガイル王国の統治者の末裔とされる身長193センチの大男「ロングジョン」ことジョン・マクドナルドによって、英国最高峰ベン・ネヴィス山の麓に創業した。その原酒は「ロングジョンズ・デュー・オブ・ベン・ネヴィス」と呼ばれ、週200ガロンを産した。1848年にはヴィクトリア女王と幼い皇太子が訪れ、女王に樽が贈られた逸話も残る。需要の高まりを受け、1878年には隣に2つ目の「ネヴィス蒸留所」も建てられた。1989年以来、日本のニッカウヰスキーが所有する。
蒸留所はスコットランド・ハイランド、英国最高峰ベン・ネヴィス山の麓、フォート・ウィリアムに立つ。名峰から流れる清冽な水が、コクのある酒質を育む。雄大な山を望むこの立地は、ブランドの象徴でもある。西ハイランドの冷涼で湿潤な気候が、じっくりとした熟成を助けている。海に近い立地も、酒質にほのかな深みを与えているとされる。
定番の「ベン・ネヴィス10年」を核に、カスクストレングスやシェリー樽の限定リリースを展開する。コクのある複雑な酒質は、通に高く評価される。英国最高峰の麓に立ち、日本のニッカが支える、力強く滋味深いハイランドの造り手である。


この蒸留所が属する地域
スコットランド本土北部・中央部に広がる地理的に最も広大な地域区分で、内陸から海沿い、島嶼部まで含むためスタイルの幅がきわめて広い。北部はスモーキーで力強く、南部は軽やかで、内陸はドライという傾向があるとされ、グレンモーレンジィやダルモアなど個性豊かな蒸留所が点在する。
ハイランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。