Ballykeefe
アイルランド南東部キルケニー県、中世都市キルケニーの郊外に立つ、家族農場が営むエコな単一エステート蒸留所である。書物に残る限り最古まで農の血脈をたどるモーガン・ギングとアン夫妻が、25年に及ぶ研究と労苦の末、2017年に開いた。アイリッシュ・ウイスキー誕生が1324年に初めて記録されたその土地で、大麦の一粒一粒を自らの農場で播き、育て、刈り、挽き、蒸留する「フィールド・トゥ・グラス」を実践する。かつて数千の家族農場蒸留所がアイルランドに点在した伝統は200年以上失われていたが、ボアンはそれを稼働農場の上に初めて蘇らせた。蒸留の副産物は牛の飼料となり、農場外への廃棄ゼロを実現する、持続可能性の模範だ。
「フィールド・トゥ・グラス(畑からグラスまで)」を掲げ、バリキーフのウイスキーに使う大麦の一粒一粒を、自らの家族農場で播き、育て、収穫し、製粉し、蒸留する。蒸留の副産物であるポットエールと使用済み穀物は農場の肉牛の飼料となり、農場外への廃棄物ゼロ、低炭素の完全に持続可能な操業を実現する。シングルポットスチルとシングルモルトを軸に、ジンやウォッカ、ポッチンも手がける。
バリキーフ蒸溜所は、モーガン・ギングと妻アン、そして家族によって所有・運営される。ギング家は書物に残る限り最古まで途切れず続く農の血脈を持つ。アイルランドの農とウイスキーが分かち合う歴史に魅せられたモーガンが、農業に蒸留所を加える夢を抱き、25年に及ぶ研究と労苦の末、2017年にキルケニー郊外に開設した。この地は、アイリッシュ・ウイスキー誕生が1324年に初めて記録された場所でもある。数千の家族農場蒸留所が点在した失われた伝統を、稼働農場の上に初めて蘇らせた先駆けとなった。
蒸溜所はアイルランド南東部キルケニー県、中世都市キルケニーから車で15分ほどの美しい田園に立つ。家族農場の一角にあり、大麦は自らの農場で栽培される。持続可能性を事業計画の中核に据え、環境保護に妥協なく取り組む姿勢が、この地の造りを特徴づける。
「バリキーフ シングル ポット スティル アイリッシュ ウイスキー」「バリキーフ シングル モルト」を核に、ジン・ウォッカ・ポッチンを展開する。品質と持続可能性で数々の賞を受けており、家族農場ウイスキーの伝統を現代に蘇らせた造り手として注目されている。
Ballykeefe First Release Single Malt Irish Whiskey
🇮🇪 アイルランド ・ バリキーフ蒸溜所 ・ シングルモルト ・ NAS ・ 46%

この蒸留所が属する地域
禁酒法や英愛貿易戦争などを経て20世紀に大きく衰退したが、「アイリッシュウイスキーの父」と呼ばれる再興を経て2020年代には蒸留所数が40を超えるまでに回復した。多くは単式蒸留器で3回蒸留する伝統製法を用い、ノンピートの大麦を使うためスコッチに比べて軽やかでまろやかな味わいになりやすい。
アイルランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。