Bimber
イングランド・ロンドン西部ノース・アクトンに立つ、首都にシングルモルトを復活させたクラフト蒸留所である。2015年、ポーランド出身のダリウス・プラゼフスキが創業した。ブランド名「ビンバー」はポーランド語で密造酒を意味し、共産主義時代に密造を続けた両親や祖父母の血が蒸留に流れているという。ハンプシャーの農場の大麦を、英国に残る数少ない伝統的製麦所ウォーミンスター・モルティングスで手作業で製麦。「ドリス」「アストラエウス」と名づけた2基の直火焚きスチルと、7日間という長い発酵で、軽やかでエレガントな果実味あふれる原酒を生む。2019年発売の初リリース「ザ・ファースト」1000本は3時間で完売した、注目の造り手だ。
ビンバーは、手仕事にこだわるクラフト蒸留所だ。大麦は、英国に残る数少ない伝統的製麦所ウォーミンスター・モルティングスで手作業で製麦される。発酵はアメリカンオークの木製ウォッシュバックで、多くの蒸留所が2〜4日で終えるところを7日間という長時間かけて行い、これが軽やかでエレガントな果実味を生む。「ドリス」「アストラエウス」と名づけた2基の直火焚きスチルで蒸留する。
ビンバー蒸留所は、2015年にポーランド出身のダリウス・プラゼフスキがロンドン西部ノース・アクトンの工業地区に創業した。ブランド名「ビンバー」はポーランド語で密造酒(ムーンシャイン)を意味する。物語はポーランドに始まり、創業者は共産主義時代に密造を続けた両親や祖父母の血が自らに流れていると語る。2015年5月26日に最初の樽を満たし、3年後の2019年9月、初のシングルモルト「ザ・ファースト」を発売。わずか1000本は3時間で完売した。
蒸留所はイングランド・ロンドン西部ノース・アクトンの工業地区に立つ。首都ロンドンにシングルモルト蒸留が戻ったことは大きな話題となった。原料の大麦は、長い試行の末に見出したハンプシャーの農場のものを用いる。
初リリースの「ザ・ファースト」を皮切りに、シェリー樽やバーボン樽で熟成した各種シングルモルト、限定リリースを展開する。長い発酵と直火蒸留、手作業の製麦が生む個性的な酒質は、発売のたびに即完売するほどの人気を博し、イングリッシュ・ウイスキーの新星として評価を確立している。創業者は後にスコットランドのダンフェイル蒸留所も手がけるなど、活動の幅を広げている。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。