Brenne Distillery
フランス・コニャック地方の家族経営の農場蒸留所で造られる、フランス・シングルモルトである。元バレリーナのアリソン・パルクが、シングルモルトにもテロワールが宿ることを示したいという夢を胸に、わずかな蓄えで立ち上げた。3世代続くコニャックの造り手と組み、コニャックの心臓部の農場蒸留所で、種から一杯までを手がける。2012年にニューヨークで発売され、パルクはマンハッタンでシティバイク(レンタサイクル)に瓶を積んで自ら卸して回った逸話でも知られる。リムーザン・オークとコニャック樽だけで熟成させる世界初のシングルモルトで、アプリコットやバナナ、バラを思わせる華やかな香味が個性だ。
ブレンヌは、フランス産の大麦を、純度を追求して銅製のアランビック蒸留器で2回蒸留する。最大の特徴は、リムーザン・オークの新樽とコニャック樽だけで熟成させる点で、これは世界初のスタイルだ。新樽で寝かせたのち元コニャック樽でフィニッシュし、6〜8年熟成させる。この造りが、アプリコットやバナナ、バラ、バニラを思わせる華やかで甘やかな香味を生む。
ブレンヌは、元バレリーナから転身したウイスキー起業家アリソン・パルクが立ち上げた、フランス・シングルモルトである。彼女はシングルモルトにもテロワールが宿ることを示したいという夢を胸に、わずかな蓄えでブレンヌを始めた。コニャック地方の家族経営の農場蒸留所で、3世代続くコニャックの造り手と組み、大麦の栽培から瓶詰めまでを手がける。2012年にニューヨークで発売され、パルクはマンハッタンでシティバイクに瓶を積んで自ら卸して回り、街の名店の棚に並べたという逸話でも知られる。
造りの舞台は、フランス・コニャック地方の中心にある家族経営の農場蒸留所である。コニャックの伝統と土地の恵みが、ブレンヌの個性を形づくる。フランス産の大麦とフランス産オークにこだわり、コニャック造りの文化がウイスキーに何をもたらすかを追求する。
定番の「ブレンヌ シングルモルト」を核に、農場単位の「ブレンヌ エステート・カスク(コニャック・フィニッシュ)」を展開する。リムーザン・オークとコニャック樽が生むフローラルで果実味豊かな酒質は、フランス・シングルモルトの新しいスタイルとして世界に紹介された。テロワールを体現する、独創的な造り手だ。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。