Eddu (Menhirs)
フランス・ブルターニュ地方のプロムランに立つ、世界初の蕎麦(そば)ウイスキーを生んだ蒸留所である。運営するディスティルリー・デ・メンヒルは、5世代続くル・レイ家の家族経営だ。同家は村から村を巡ってシードルを蒸留し「ランビグ」と呼ばれるオー・ド・ヴィーを造る移動蒸留家として、1921年から1986年まで伝統を受け継いだ。数学教師を辞めたギィ・ル・レイが1986年に蒸留所を興し、2002年に「エデュ・シルバー」を発売、世界初の蕎麦100%ウイスキーで業界を刷新した。「エデュ」はブルトン語で蕎麦を意味する。ブルターニュ産の蕎麦を伝統的な銅製スチルで2回蒸留し、コニャック樽などで熟成させる、唯一無二の造り手だ。
最大の特徴は、大麦ではなくブルターニュ産の蕎麦(そば)を主原料とする点だ。2002年発売の「エデュ・シルバー」で、同蒸留所は世界初の蕎麦100%ウイスキーを生み出し、ウイスキーの概念を刷新した。「エデュ」はブルトン語で蕎麦を意味する。ブルターニュで育てた蕎麦を仕込み、伝統的な25ヘクトリットルの銅製スチルで2回蒸留し、フランス産オーク樽や元コニャック樽で5年熟成させる。蕎麦ならではの独特の香ばしさと甘みが個性だ。
エデュ蒸留所(ディスティルリー・デ・メンヒル)は、フランス・ブルターニュ地方フィニステール県プロムランの村に立つ、5世代続くル・レイ家の家族経営の蒸留所である。同家は村から村を巡ってシードルを蒸留し、「ランビグ」と呼ばれるオー・ド・ヴィーを造る移動蒸留家として、1921年から1986年までその伝統を受け継いだ。数学教師を辞めたギィ・ル・レイが1986年にディスティルリー・デ・メンヒルを本格的に興し、現在は3人の息子エルワン、ケヴィン、ロイグが後を継ぐ。
蒸留所はフランス・ブルターニュ地方フィニステール県プロムランに立つ。すべての工程がプロムランの蔵で、「ブルターニュ・ウイスキー」の呼称規定に従って行われる。ブルターニュの豊かな自然と、蕎麦(ブレ・ノワール=黒い麦)が育つ土地の恵みが、造りの背景となっている。
世界初の蕎麦ウイスキー「エデュ・シルバー」を核に、長期熟成の「エデュ 15年」、ピーテッドの「エデュ・トゥルベ」、ブロセリアンドの森にちなむ限定品などを展開する。蕎麦100%という唯一無二のアプローチで、フランス・ウイスキーのなかでも際立った存在感を放つ造り手だ。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。