Great Southern Distilling Company
オーストラリア西部、アルバニーのプリンセス・ロイヤル・ハーバーのほとりに立つ、西豪州初のシングルモルトを生んだ蒸留所である。キャメロン・サイムが2004年に創業し、2005年に商業生産を始めた。西豪州北東部の麦作地帯で育ったサイムは、密造所を営んだスコットランド系の親戚の逸話に着想を得た。看板ブランド「ライムバーナーズ」は、囚人時代に石灰焼き(ライムバーニング)が行われた近隣の地名にちなむ。アルバニーの澄んだ空気、清冽な水、冷涼な海洋性気候を生かして造る。2008年に発売した最初のライムバーナーズ・シングルモルトは西豪州初のシングルモルトで、国内外で数々の賞に輝いた実力派だ。
グレート・サザンは、地元産の大麦と清らかな水を用いてシングルモルトを造る。冷涼な海洋性気候のもとでじっくり熟成させ、豊かな香味を引き出す。西豪州の恵まれた自然を最大限に生かす造りが身上だ。ピーテッドの原酒や、様々な樽での熟成にも取り組み、多彩な表情を生み出す。
グレート・サザン蒸留所(グレート・サザン・ディスティリング・カンパニー)は、キャメロン・サイムが2004年に創業し、2005年に商業生産を始めた。西豪州北東部の麦作地帯の小さな町で育ったサイムは、密造所を営んだスコットランド系の親戚が、その所在を明かした報奨金で新たな蒸留所を始めたという逸話を聞き、自らの蒸留所を興す種とした。会計士、のちに弁護士として働きながら16年をかけて蒸留の知識を磨いた。2015年にはマーガレット・リバーに2つ目の蒸留所を開くなど、展開を広げている。
蒸留所はオーストラリア西部、アルバニーのプリンセス・ロイヤル・ハーバーのほとりに立つ。アルバニーの澄んだ空気、清冽な水、豊富な地元産の原料、そして冷涼な海洋性気候を生かして造る。看板ブランド「ライムバーナーズ」は、囚人時代に石灰焼きが行われた近隣の地名に由来する。海に面した冷涼な立地が、熟成に独自の性格を与える。
2008年5月に発売した「ライムバーナーズ シングルモルト」は、西豪州で初めて蒸留されたシングルモルトであり、国内外で数々の賞を得た。ほかにも「タイガー・スネーク」などのブランドを展開する。2019年までに130を超える賞を獲得し、英ウイスキー・マガジンの「アイコンズ・オブ・ワールド・ウイスキー」で2019年豪州最優秀蒸留所に選ばれた実力派だ。


この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。