Kasauli Distillery
インド北部ヒマーチャル・プラデシュ州、ソラン県カサウリに立つ、アジア最古級の稼働蒸留所である。1855年、英国人エドワード・ダイアーが設立し、アジア初のビール「ライオン・ビール」と、インド初のシングルモルト「ソラン・ナンバーワン」を生んだ。ビール生産は水不足のため東方25キロのソランへ移り、カサウリの跡地は蒸留所へと転換された。1887年にH・G・ミーキンがダイアーの醸造所を買収、1949年の独立後にはナレンドラ・ナート・モハンがロンドンで過半数株を取得し、現在はモハン・ミーキンが運営する。世界でも有数の連続稼働を誇る、歴史そのものが息づく蒸留所だ。
カサウリ蒸留所は、19世紀から連続して稼働する伝統的な蒸留所である。インド初のシングルモルト「ソラン・ナンバーワン」をはじめ、モルトウイスキーを造ってきた歴史を持つ。山あいの冷涼な気候のもとで熟成させ、長い歴史に培われた製法を受け継ぐ。運営元のモハン・ミーキンは、名高いラム「オールド・モンク」をはじめ多彩な酒類を各地の拠点で手がける。
カサウリ蒸留所は、1855年に英国人エドワード・ダイアーがヒマーチャル・プラデシュ州ソラン県カサウリに設立した。アジア初のビール「ライオン・ビール」と、インド初のシングルモルト「ソラン・ナンバーワン」を生んだ地である。ライオン・ビールの生産は、周辺人口の増加による水不足のため東方25キロのソランへ移され、カサウリの跡地は蒸留所へと転換された。1887年に英国人H・G・ミーキンがダイアーの醸造所を買収。1949年の独立後、ナレンドラ・ナート・モハンがロンドンで過半数株を取得し、現在はモハン・ミーキンが運営する。アジアで最も長く稼働する蒸留所であり、世界でも有数の連続稼働を誇る。
蒸留所はインド北部ヒマーチャル・プラデシュ州、ヒマラヤ山系の山あいにあるカサウリに立つ。山岳地帯の冷涼な気候と清らかな水が、19世紀からの造りを支えてきた。歴史的な建物が今も現役の蒸留所として使われ、この地の物語を今に伝える。
インド初のシングルモルトとして名高い「ソラン・ナンバーワン」を核に、「ディプロマット・デラックス」「コロネルズ・スペシャル」「ブラック・ナイト」など、モハン・ミーキンのウイスキー群を手がける。アジア最古級の蒸留所として、その歴史的価値とともに知られる存在だ。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。