Macaloney's Island Distillery
カナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリア、バンクーバー島に立つ、カナダで最も受賞歴の多いクラフト蒸留所である。スコットランド出身のグレアム・マカロニー博士が、スコットランドの谷を遠く離れても世界水準のシングルモルトが造れると証明すべく、2016年に創業した。若い頃のウイスキー瓶詰めのアルバイトで「命の水」への情熱に目覚めた人物だ。海洋性気候がスコットランドを思わせるビクトリアの地で、カナダ産大麦とスコットランド・フォーサイス社製の銅製ポットスチルを用い、真正のシングルモルトを造る。元ディアジオのマスターディスティラー、マイク・ニコルソンや故ジム・スワン博士の助力を得た。ピーテッドも手がける、実力派の造り手だ。
マカロニーズは、カナダ産大麦と、スコットランドの名門フォーサイス社製の銅製ポットスチルを用いて、真正のシングルモルトを造る。カナダならではの個性を備えたシングルモルトを目指し、シェリー樽やSTR樽など多彩な樽で熟成させる。ピーテッドの原酒も手がけ、米ワシントン州産のピートに海藻シュガーケルプを混ぜて麦芽を燻すなど、独創的な試みも行う。フェノール値54ppmに達する重厚なピーテッド・エディションもある。
マカロニーズ・アイランド蒸留所は、スコットランド出身のグレアム・マカロニー博士が2016年に創業した。マカロニーは、世界水準のシングルモルトがスコットランドの谷を遠く離れても造れるだけでなく、繁栄しうると証明しようと、この野心的な計画を立ち上げた。若い頃、夏のウイスキー瓶詰めのアルバイトで「命の水」への情熱に目覚めたという。設立にあたり、元ディアジオのマスターディスティラー、マイク・ニコルソンや、著名なウイスキー専門家の故ジム・スワン博士の支援を得た。なお商標を巡る係争を経て、ブランド名の一部を変更した経緯も持つ。
蒸留所はカナダ・ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリア、太平洋のバンクーバー島に立つ。スコットランドのウイスキー産地を思わせる海洋性気候が、理想的な拠点となった。島の清らかな水、新鮮な海の空気、温暖な海洋性気候のすべてが、スピリッツに独特の風味と個性を与える。
シグネチャー・シリーズの「アン・ロイ」「キルダラ」「カー・ナ・アヴェン」などを核に、ややスモーキーな「アン・アバ」やミディアム・ピートの「シォル・ドゥガル」を展開する。ピーテッド・シングルカスク・シリーズには、特に重厚な燻香のボトルもある。現在、世界で3番目に受賞歴の多い蒸留所であり、カナダで最も受賞歴の多いクラフト蒸留所とされる。

この蒸留所が属する地域
ライ麦を使ったブレンデッドウイスキーの伝統で知られ、「カナディアン・ライ」という呼称が一般名詞として定着するほどライ麦との結びつきが強い産地。禁酒法時代の米国への密輸で発展した歴史を持つ。法律上の最低熟成期間は3年で、複数の原酒をブレンドする軽やかで飲みやすいスタイルが主流だが、近年はクラフト蒸留所による individuality の高い製品も増えている。
カナダを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。