Ned Whisky Distillery
オーストラリア・メルボルン北郊カムベルフィールドに立つ、伝説の無法者ネッド・ケリーに名を借りた蒸留所である。グレーン・トゥ・ボトルの一貫生産で、醸造・蒸留チームが受賞歴あるウイスキーを造り、ホワイト・アメリカンオーク樽に詰めてメルボルンの変化に富む気候で熟成させる。豪州で最も名高いアウトロー、ネッド・ケリーの恐れを知らぬ挑戦の精神に着想を得て、蒸留にも同じ不屈の姿勢で臨む。製法はシングルモルトとサワーマッシュの手法を融合させたもの。発酵からタンパク質や繊維、穀物のかすを取り除くことで、よりクリーンで明るい酒質を得る独自のアプローチをとる、都市型の造り手だ。
ネッドは、シングルモルト製法とサワーマッシュ製法の長所を融合させた独自のアプローチをとる。一般にバーボンが「オン・グレーン」で発酵させるのに対し、シングルモルトは穀物と液体を分離(ロータリング)する。ネッドは発酵からタンパク質・繊維・かすを取り除くことで、よりクリーンで明るい酒質を得る。蒸留した原酒はホワイト・アメリカンオーク樽で、メルボルンの気候のもと熟成される。
ネッド・ウイスキー蒸留所は、豪州で最も名高い無法者ネッド・ケリーに名を借りたブランドを掲げる。メルボルン北郊のカムベルフィールドにグレーン・トゥ・ボトル(穀物から瓶まで)の蒸留所を構え、醸造・蒸留チームが受賞歴あるウイスキーを造る。ネッド・ケリーの恐れを知らぬ、挑戦を厭わない精神に敬意を込め、蒸留にも同じ不屈の姿勢で臨むことをブランドの理念とする。
蒸留所はオーストラリア・ビクトリア州、メルボルン中心部の北に位置するカムベルフィールドに立つ。メルボルンは一日のうちに気候が大きく移ろうことで知られ、このダイナミックな寒暖差が樽熟成を活発に進める。都市近郊の立地で、原料から瓶詰めまでを一貫して手がけ、若い原酒にも豊かな香味を与える。
定番の「ネッド オーストラリアン ウイスキー」を核に、「ウォンテッド・シリーズ」や高酒質の「グリーン・サッシュ・リザーブ」などを展開する。アメリカン・バーボンとスコティッシュ・シングルモルトの製法の良さを併せ持つ、万人に向けた豪州ウイスキーとして親しまれている。無法者の名を冠しながらも飲みやすさを追求した造りが、幅広い層の支持を集めている。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。