Overeem
オーストラリア・タスマニア、ホバートに立つシングルモルト蒸留所である。ケイシー・オーヴィームが2005年に蒸留免許を取得し、2007年に生産を開始した。ケイシーは1980年代初頭、ノルウェーの親戚が地下室に持つマイクロ蒸留所を訪ねて蒸留に魅せられ、長年の研究と実験を経て、タスマニアがシングルモルト造りに理想的だと確信した。当初はホバートの自宅前の小屋(愛好家に「ケイシーズ・シェッド」と呼ばれた)で蒸留し、ウォッシュはラーク蒸留所で仕込んだ。オールド・ホバート蒸留所はタスマニアで4番目の蒸留所だった。2020年、娘ジェーンらの手に渡り、創業家へと戻った。すべての原酒を100リットル樽で最低5年熟成させる造り手だ。
オーヴィームのシングルモルトは、すべて大型のフレンチオークまたはアメリカンオーク樽で熟成され、その大半が元シェリー樽・元ポート樽である。最低5年間熟成させる。コアレンジ6種はすべて、バーボン・シェリー・ポートの3種の100リットル樽で寝かせたものだ。小型樽ならではの豊かな樽由来の香味と、5年以上の熟成が、厚みのある酒質を生む。
オーヴィーム蒸留所は、ケイシー・オーヴィームが2005年に蒸留免許を取得し、2007年に生産を開始した。ケイシーは1980年代初頭、ノルウェーの親戚が地下室に構えるマイクロ蒸留所を訪ねたのを機に蒸留に魅せられ、長年の研究と実験の末、タスマニアがシングルモルト造りに最適だと確信した。当初はホバートの自宅前の小屋(愛好家に「ケイシーズ・シェッド」と呼ばれた)で蒸留し、ウォッシュはラーク蒸留所で仕込んだ。オールド・ホバート蒸留所は、タスマニアで4番目の蒸留所となった。2014年に地元投資家へ売却されたが、2020年に娘ジェーンとマークの手に渡り、創業家へと戻った。
蒸留所はオーストラリア本土から南へ約240キロ、タスマニア南東部の港町ホバートに立つ。冷涼で清らかなタスマニアの環境が、じっくりとした熟成を可能にする。創業家に戻った現在も、ホバートの地でシングルモルト造りを続けている。ラーク蒸留所とも縁が深く、タスマニアン・ウイスキーの草創期を支えた一員である。
バーボン樽・シェリー樽・ポート樽で熟成した6種のコアレンジを核に、カスクストレングスの各種を展開する。ケイシーズ・シェッドから始まり、創業家に戻ったタスマニアン・シングルモルトとして、樽の個性を生かした造りで根強い支持を得ている。
Overeem Port Cask Distiller's Strength
🇦🇺 オーストラリア ・ オーヴィーム蒸留所 ・ シングルモルト ・ NAS ・ 43%

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。