Timboon Railway Shed Distillery
オーストラリア・ビクトリア州、グレート・オーシャン・ロード沿いの町ティンブーンに立つ蒸留所である。かつてのティンブーン鉄道の終点にあった、1900年代初頭築の貨物庫(レイルウェイ・シェッド)を改装した拠点で、その名を冠する。ティンブーン・ファイン・アイスクリームのオーナーが、夏に偏りがちな商いを通年へ広げようと蒸留に乗り出し、2007年に初めてウイスキーを造った。町には密造の歴史があり、1890年代にトム・ディレイニーという密造者が週100ガロンもの「マウンテン・デュー」を造っていたと伝わる。麦芽はオトウェイ・エステート醸造所で仕込み、ホバート近郊で特注した600リットルの銅製スチルで蒸留、小型のポート樽で熟成させる造り手だ。
ウイスキーは麦芽から造られ、その麦汁(ウォッシュ)はオトウェイ・エステートのマイクロブルワリーで仕込まれる。これをレイルウェイ・シェッドに運び、ホバート近郊で特注した600リットルの銅製スチルで蒸留する。蒸留した原酒は、小型のポート樽で熟成させるのが特徴で、この小樽とポートワインの記憶が、豊かで甘やかな香味を与える。手仕事の少量生産を貫く。
ティンブーン蒸留所(ティンブーン・レイルウェイ・シェッド蒸留所)は、ティンブーン・ファイン・アイスクリームのオーナーが、夏に偏りがちなアイスクリームの商いを通年で楽しめる製品へと広げようと蒸留に乗り出して生まれた。2007年に最初のウイスキーを造った。蒸留所は、かつてのティンブーン鉄道の終点にあった1900年代初頭築の貨物庫を改装した拠点で、その名を冠する。町ティンブーンには密造の歴史があり、1890年代にトム・ディレイニーという密造者が逮捕されるまで、週100ガロンもの「マウンテン・デュー」ウイスキーを造っていたと伝わる。
蒸留所はオーストラリア・ビクトリア州、グレート・オーシャン・ロード沿いの町ティンブーンに立つ。改装された歴史ある鉄道貨物庫が拠点で、観光ルートの一角として多くの来訪者を迎える。オトウェイ地方の豊かな自然に囲まれた立地が、造りの背景となっている。
ポート樽で熟成したシングルモルトを核に、リキュール類も手がける。グレート・オーシャン・ロードの観光名所としても親しまれ、歴史ある鉄道貨物庫という舞台とともに、ビクトリアのクラフト・ウイスキーの一角を担っている。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。