Rampur
インド・ウッタルプラデシュ州、ヒマラヤ山麓のランプールに立つ、インド最古級の蒸留所である。1943年にランプール蒸留化学会社として設立され、現在はラディコ・カイタンが運営する。当初はENA(高純度アルコール)を造り、大手各社に供給していた。1972年にG・N・カイタンが赤字だった同社を買収し、1999年から自社ブランドの生産を開始した。ヒマラヤの麓という立地は、灼熱のインドの夏から涼やかな山の空気まで、大きな寒暖差をもたらし、ウイスキーに独特の個性と深みを与える。1990年からブレンド用にモルトウイスキーを造ってきた歴史を持ち、伝統的な銅製ポットスチルで蒸留する、遺産と技を兼ね備えた造り手だ。
ランプール蒸留所は、糖蜜と穀物から高純度のENAを大量に生産する巨大拠点であると同時に、伝統的な銅製ポットスチルでモルトウイスキーも造る。1990年から、糖蜜由来のインディアン・ウイスキーへのブレンド用にモルトウイスキーを造ってきた歴史を持つ。インドの高温がもたらす急速な熟成と、ヒマラヤ山麓の寒暖差が、シングルモルトに厚みと複雑さを与える。
ランプール蒸留所は、1943年にランプール蒸留化学会社(Rampur Distillery & Chemical Company)としてウッタルプラデシュ州ランプールに設立された、インド最古級の蒸留所である。当初はENA(エクストラ・ニュートラル・アルコール)を製造し、ショウ・ウォレスやモハン・ミーキンなど複数の酒類会社に原料アルコールを供給していた。1972年、G・N・カイタンが赤字だった同社を160万ルピーで買収。1999年に初めて自社ブランドの生産を開始した。現在はラディコ・カイタンの最初かつ最大の蒸留所である。
蒸留所はインド北部ウッタルプラデシュ州、雄大なヒマラヤ山脈の麓ランプールに立つ。灼熱のインドの夏から涼やかな山の空気まで、大きな寒暖差に恵まれたこの気候が、ウイスキーに独特の個性と深みを与える。ヒマラヤ山麓という立地そのものが、ランプールの味わいの拠り所となっている。
「ランプール インディアン シングルモルト」を核に、PXシェリー樽やアメリカンオーク樽で仕上げた各種、ヒマラヤ山麓の熟成を映すリリースを展開する。80年の歴史を記念した「ランプール 1943 ヴィラーサット」など、遺産と職人技を映す限定品も送り出す、インド最古級の蒸留所だ。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。