Rozelieure
フランス北東部ロレーヌ地方、小さな村ロゼリュールに立つ蒸留所である。グラレ=デュピック家が5世代にわたり紡いできた物語で、その歴史は1860年、この地に果樹と穀物の農場が開かれたことに遡る。長くオー・ド・ヴィーを造ってきた一家は、2000年代にウイスキー造りへと乗り出した。蒸留所名は、ヘッドディスティラーのユベール・グラレと、その義理の息子で穀物栽培を担うクリストフ・デュピックの名にちなむ。古い火山のふもとで150年以上蒸留を続け、大麦の栽培から瓶詰めまで自らの敷地で全工程を手がける世界でも数少ない蒸留所だ。フランスで初めてピート麦芽を用いてシングルモルトを造った先駆者でもある。
ローゼリュールは、大麦の栽培から瓶詰めまで、すべての工程を自らの敷地で手がける世界でも数少ない蒸留所である。火山岩に濾された水と自家栽培の大麦を用い、銅製ポットスチルで蒸留する。フランスで初めてピート麦芽を用いてシングルモルトを造った先駆者でもあり、ノンピートからピーテッドまで幅広い原酒を生む。畑からグラスまでを貫く一貫生産が、確かなテロワールを酒質に刻む。
ローゼリュー蒸留所(ディスティルリー・グラレ=デュピック)は、グラレ=デュピック家が5世代にわたり紡いできた、穀物栽培からウイスキー造りへと至る物語である。その歴史は1860年、フランス北東部ロレーヌ地方の村ロゼリュールに果樹と穀物の農場が開かれたことに遡る。一家は1860年以来オー・ド・ヴィーを造ってきたが、2000年代に5代目がウイスキー造りへと踏み出し、今や名高い「ローゼリュール シングルモルト」を生んだ。蒸留所名は、ヘッドディスティラーのユベール・グラレと、義理の息子で穀物栽培を担うクリストフ・デュピックにちなむ。
蒸留所はフランス北東部ロレーヌ地方の小さな村ロゼリュールに立つ。古い火山のふもとに位置し、大麦は農場そばの300ヘクタールの畑で育てられる。仕込み水には、火山岩を通して自然に濾過された純粋な水を用いる。土地と一体となった造りが、この蒸留所の核である。
「ローゼリュール シングルモルト」を軸に、オリジン、ラール、スモーク、シュブティルといったコレクションを展開する。ピーテッドの「スモーク・コレクション」やシェリー樽・ワイン樽で仕上げた各種など、樽と製法の幅広さが特徴だ。ロレーヌの火山土壌と自家栽培大麦が生む、テロワール志向のフランス・シングルモルトである。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。