
Speyside
スコットランド・スペイサイド、キンガシー近郊のドラムギッシュ村のほとりに立つ蒸留所である。1962年、ジョージ・クリスティがこの地を取得し、石工アレックス・フェアリーとともに20年以上をかけて手作業で蒸留所を築き上げた。建設は1987年に完成し、1990年12月12日に初蒸留が行われた。3年の熟成を経て、1993年に村の名を冠した初のシングルモルト「ドラムギッシュ」を世に出した。仕込み水はトロミー川から直接引く。スペイサイドで2番目に南に位置する蒸留所で、のちに「スペイ(Spey)」ブランドのシングルモルトで知られるようになった。手仕事で築かれた、こぢんまりとした造り手だ。
スペイサイド蒸留所は、こぢんまりとした設備で丁寧にシングルモルトを造る。トロミー川の清冽な水を用い、伝統的なポットスチルで蒸留する。20年以上をかけて石工の手で築かれた蒸留所という出自が示すとおり、手仕事を重んじる造りが個性の源だ。軽やかでなめらかなスペイサイドらしい酒質を、多彩な樽で熟成させる。少量生産ならではの目の行き届いた造りが、繊細な個性を生んでいる。
スペイサイド蒸留所は、スコットランド・スペイサイド、キンガシー近郊のドラムギッシュ村のほとりに立つ。1962年、実業家ジョージ・クリスティがこの地を取得し、石工アレックス・フェアリーとともに、20年以上の歳月をかけて手作業で蒸留所を築いた。建設は1987年に完成し、1990年12月12日にようやく初蒸留が行われた。原酒はいったんグラスゴーのクリスティの倉庫で熟成され、3年後の1993年、村の名を冠した初のシングルモルト「ドラムギッシュ」として世に出た。のちに「スペイ」ブランドでも展開された。
蒸留所はスコットランド・スペイサイド、キンガシー近郊のドラムギッシュに立つ。スペイサイドで2番目に南に位置する蒸留所で、仕込み水はトロミー川から直接引く。ケアンゴーム山地に近い冷涼な立地と、清冽な川の水が、繊細な酒質を育む。手仕事で築かれた小規模な施設が、この地の静かな環境になじんでいる。
初のシングルモルト「ドラムギッシュ」に始まり、のちに「スペイ(Spey)」ブランドとして、ティニー(Tenné)やさまざまな樽で仕上げたシングルモルトを展開した。トロミー川のほとりで、石工と創業者が手作業で築いた蒸留所という物語を持つ、スペイサイドの小さな造り手である。



この蒸留所が属する地域
スペイ川流域に蒸留所が集中する、スコットランドで最も蒸留所数の多い地域。シェリー樽由来のリッチな甘みからバーボン樽由来の軽やかな果実香まで幅が広いが、総じて華やかでエレガントな味わいが多い。グレンリベット、グレンフィディック、マッカランなど世界的な銘柄を数多く擁する。
スペイサイドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。