
Royal Brackla
スコットランド・ハイランド、ネアン近郊のコードー領地に立つ蒸留所である。1812年、軍務を終えて一族の農場に戻った気性の激しいウィリアム・フレイザー大尉が、領地で育つ良質な大麦を生かして創業した。1833年、ブラックラ蒸留所は、国王ウィリアム4世からロイヤル・ワラント(王室御用達)を授かった、史上初のウイスキー蒸留所となった。1838年にはヴィクトリア女王がこれを更新している。「王にふさわしい初めてのウイスキー」と称される所以だ。ノンピートで優美な酒質を持ち、その原酒の多くはブレンデッド「デュワーズ」を支える。1998年からデュワーズ社(バカルディ傘下)が運営する、王室ゆかりの名門だ。
ロイヤルブラックラは、ノンピートで優美、フルーティでなめらかなハイランド・スタイルの酒質を得意とする。角のない上品な飲み口は、ブレンドに華やぎを添えるのに適する。その繊細で気品ある酒質こそが、「王にふさわしい初めてのウイスキー」と称される名門の証だ。伝統的な造りを守りながら、優美な個性を大切にしている。
ロイヤルブラックラ蒸留所は、1812年、気性の激しいウィリアム・フレイザー大尉によって、ネアン近郊のコードー城の領地に建てられた。軍務を終えて一族の農場に戻ったフレイザーが、領地で育つ良質な大麦を生かして興したものだ。1833年、ブラックラ蒸留所は、国王ウィリアム4世からロイヤル・ワラント(王室御用達)を授かった史上初のウイスキー蒸留所となり、「ロイヤル」の名を冠した。1838年にはヴィクトリア女王がこれを更新した。1998年からは、バカルディ傘下のジョン・デュワー&サンズが運営している。
蒸留所はスコットランド・ハイランド、ネアン近郊のコードー領地に立つ。シェイクスピアの『マクベス』で名高いコードー城ゆかりの地だ。領地で育つ良質な大麦と、ハイランドの清冽な水が、優美な酒質を育む。王室御用達を授かった由緒ある立地が、この蒸留所の格式を今に伝えている。
2019年、バカルディはロイヤルブラックラのシングルモルトを刷新し、オロロソ・シェリー樽で仕上げた12年、パロ・コルタド樽の18年、そして複数のシェリー樽を用いた21年を発売した。その原酒の多くは、ベストセラー・ブレンド「デュワーズ」を支える。史上初の王室御用達という栄誉を持つ、コードー領地の王室ゆかりの名門である。




この蒸留所が属する地域
スコットランド本土北部・中央部に広がる地理的に最も広大な地域区分で、内陸から海沿い、島嶼部まで含むためスタイルの幅がきわめて広い。北部はスモーキーで力強く、南部は軽やかで、内陸はドライという傾向があるとされ、グレンモーレンジィやダルモアなど個性豊かな蒸留所が点在する。
ハイランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。