Titanic Distillers
北アイルランド・ベルファスト、あの豪華客船タイタニックが建造・進水したまさにその場所、トンプソン・ドックに立つ蒸留所である。1911年に開いたこの乾ドックは、ホワイト・スター・ラインの巨大客船オリンピックとタイタニックを整備するために造られた。蒸留所は、その歴史的な乾ドックの旧ポンプハウスを転用している。元バス運転手のピーター・ラヴァリーが宝くじ当選を機に自らの蒸留所を持つ夢を叶え、2023年に創業した。禁酒法以降、ベルファストで初の合法蒸留所である。約800万ポンドを投じてポンプハウスを改装し、フォーサイス社製の3基の銅製スチルを据えた。造船の街の記憶を宿す、由緒ある造り手だ。
タイタニック蒸留所は、名高いフォーサイス社製の3基の銅製スチルで蒸留を行う。旗艦の「タイタニック ポットスチル ウイスキー 5年」は、麦芽と未発芽大麦を等量で用いるマッシュビルのシングルポットスチルで、元バーボン樽で熟成させ46%で瓶詰めする。麦芽と未発芽大麦を用いるのはアイルランド固有のスタイルだ。歴史的建造物での蒸留という唯一無二の舞台が、造りに物語性を添える。
タイタニック蒸留所は、元バス運転手のピーター・ラヴァリーが2023年に創業した。ベルファスト出身のラヴァリーは、宝くじ当選を機に自らの蒸留所を持つ夢を実現した。これにより、禁酒法以降ベルファストで初の合法ウイスキー蒸留所が誕生した。約800万ポンドを投じて、ベルファストのタイタニック・クォーターにある歴史的建造物ポンプハウスを蒸留所へと改装。ヘッドディスティラー、ダミアン・ラファティの指揮のもと、2023年に初留を行った。
蒸留所は北アイルランド・ベルファスト、あの豪華客船タイタニックが建造・進水したまさにその場所、トンプソン・ドックに立つ。1911年に開いたこの乾ドックは、ホワイト・スター・ラインの巨大な大西洋横断客船オリンピックとタイタニックを整備・収容するために造られた。蒸留所は、1909年から1912年にかけてタイタニックが進水した歴史的な乾ドックの旧ポンプハウスを転用しており、造船の街ベルファストの偉大な過去へのオマージュとなっている。
旗艦の「タイタニック ポットスチル ウイスキー 5年」を核に、複数のスピリッツを展開する。自社蒸留による初のシングルモルトは、早くとも2026年末のリリースが見込まれる。造船の街ベルファストの記憶を宿し、タイタニックゆかりの地で新たな歴史を刻む造り手として、注目を集めている。
Titanic Distillers Premium Irish Whiskey
🇮🇪 アイルランド ・ タイタニック蒸留所ほか ・ ブレンデッド ・ NAS ・ 40%

この蒸留所が属する地域
禁酒法や英愛貿易戦争などを経て20世紀に大きく衰退したが、「アイリッシュウイスキーの父」と呼ばれる再興を経て2020年代には蒸留所数が40を超えるまでに回復した。多くは単式蒸留器で3回蒸留する伝統製法を用い、ノンピートの大麦を使うためスコッチに比べて軽やかでまろやかな味わいになりやすい。
アイルランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。