
Torabhaig
スコットランド、スカイ島南部のソルネスに立つ蒸留所である。2017年、モスバーン・ディスティラーズが開いた、スカイ島でおよそ200年ぶり、そしてタリスカー(1830年)以来2軒目の合法蒸留所だ。構想の源は、スコットランド初の近代マーチャントバンクを興し、ゲール語復興にも尽力したサー・イアン・ノーブルにある。彼は2002年にスカイ島2軒目の蒸留所を思い描いたが、実現を見ずに2010年に世を去った。その後モスバーンが引き継ぎ、19世紀の農場の建物を、近くのカマス城の廃墟の石も使いつつ2014年から改修して完成させた。「よく調律されたピート(Well Tempered Peat)」を掲げ、バランスのとれたピーテッド・スタイルを造る、スカイ島の造り手だ。
トラベイグは、「よく調律されたピート(Well Tempered Peat)」を掲げ、力強くも均衡のとれたピーテッド・スタイルのシングルモルトを造る。ヘビリー・ピーテッドながら、荒々しさに流れず、調和のとれたスモーキーさを追求するのが特徴だ。創業時の蒸留責任者たちは、みな業界未経験から出発したという。伝統的な造りを丁寧に学びながら、島ならではのバランスあるピート香を生み出している。
トラベイグ蒸留所は、2017年、モスバーン・ディスティラーズによって、スカイ島南部のソルネスに開かれた。スカイ島でおよそ200年ぶり、そして1830年創業のタリスカー以来2軒目となる合法蒸留所である。構想の源は、スコットランド初の近代マーチャントバンクを興し、ゲール語の擁護者としても知られたサー・イアン・ノーブルにある。彼は2002年にスカイ島2軒目の蒸留所を思い描いたが、実現を見ずに2010年に世を去った。その後、マルシア・ベバレッジ傘下のモスバーン・ディスティラーズが構想を引き継ぎ、2014年から改修に着手して2017年に完成させた。
蒸留所はスコットランド、スカイ島南部の海辺ソルネスに立つ。19世紀の農場の建物(ステディング)を改装した拠点で、その一部は近くのカマス城の廃墟から運んだ石で建てられている。歴史ある建物と、スカイ島の荒々しくも美しい自然が、この蒸留所の個性を彩る。島の清冽な水が、ピーテッドの酒質を支えている。
初リリース「トラベイグ 2017 レガシー・シリーズ」を皮切りに、7年をかけて4種のリリースを世に出し、2028年の10年物へと至る道筋を描く。バランスのとれたピーテッド・スタイルで、スカイ島の新しい個性を打ち出す。タリスカー以来2軒目のスカイ島の蒸留所として、静かに実力を蓄える造り手である。
Torabhaig Allt Gleann - The Legacy Series
🏴 スコットランド ・ トラベイグ蒸留所 ・ シングルモルト ・ NAS ・ 46%

この蒸留所が属する地域
スコットランド公式のウイスキー協会が定める5地域には含まれないが、業界で慣例的に用いられる分類で、アイラ島を除くスカイ島、オークニー諸島、マル島、ジュラ島、アラン島などの蒸留所を指す。海に囲まれた立地から塩気・潮風を感じさせる個性が共通しつつ、島ごとに異なる表情を持つ。
アイランズを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。