WHY THIS TASTE
日本をはじめとする輸出市場向けに仕立てられた40度の700mlボトル。オリジナル(46.5度)やゴールド(51.5度)と同じくマッシュビル#2の原酒をウェアハウスHから1樽ずつ選ぶが、公称8年熟成の原酒を低めの度数で仕上げる点が違い。度数が抑えられるぶんアルコールの刺激が立たず、キャラメルやダークチェリーの甘みとオークのほろ苦さが穏やかにまとまる。加水しても輪郭が崩れにくい設計。

この味を生む蒸留所
バッファロートレース蒸留所ケンタッキー州フランクフォート、オハイオ川に注ぐケンタッキー川のほとりに立つ、アメリカ最古級の稼働蒸留所である。かつてバッファローが川を渡った「けもの道(トレース)」に由来する名を持ち、1992年からサザラック社が所有する。同社は1999年に旗艦銘柄バッファロートレースを投入し、保存されてきた地の利・設備・熟成在庫を長期戦略の中核へと押し上げた。川岸に湧く石灰岩の泉水と、直径84インチという全米最大級の連続式蒸留器を擁し、基本3種のマッシュビルを使い分ける。パピー・ヴァン・ウィンクルやジョージ・T・スタッグなど、世界が熱狂するカルト銘柄を数多く生む聖地であり、バーボン愛好家にとって特別な巡礼地となっている。
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ブラントンBlanton's
1984年、バッファロートレース蒸溜所のマスターディスティラー、エルマー・T・リーが発売した世界初の近代的シングルバレル・バーボン。19世紀の同蒸溜所支配人アルバート・B・ブラントン大佐が来客用に倉庫Hから優良樽を手選りしていた伝統に着想を得た。6〜8年熟成で、馬と騎手をかたどった8種のボトルキャップは収集の対象としても人気が高い。現サゼラック・カンパニー傘下。
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