WHY THIS TASTE
オールド・クロウの上位版で、標準品との差は熟成年数と度数だけ。最低3年・40度の標準品に対し、こちらは最低4年寝かせて43度(86プルーフ)で瓶詰めする。ジムビームと共通のマッシュビル・酵母という土台は同じで、1年ぶん長い樽接触と高めの度数のぶん、オークの渋みとキャラメルの厚みが増し、加水しても味の輪郭が残りやすい。

この味を生む蒸留所
ジムビーム蒸留所ケンタッキー州クラーモント、世界で最も売れるバーボンを生み出す「バーボンの第一家族」ビーム家の本拠である。18世紀末にドイツから移住したベーム家のヤコブ・ビームが1795年頃に最初の樽を売り、以来7代にわたり一族が造りを受け継いできた。1933年の禁酒法撤廃後、ジム・ビームは70歳で独自の酵母を再現し、わずか120日で蒸留所を再建した逸話で知られる。孫のブッカー・ノエは40年以上マスターディスティラーを務め、1987年に世界初のスモールバッチ「ブッカーズ」を世に問うた。コーン主体のマッシュビルと、禁酒法以前から守られる一族の酵母が、甘くまろやかで飲みやすい定番の味を支える。今日ではビーム サントリーのもと、世界中で愛される揺るぎない看板であり続けている。
蒸留所の詳細を見る →このボトルのブランド
オールド・クロウOld Crow
米ケンタッキー州のバーボンブランド。名称はサワーマッシュ製法を確立した蒸溜家ジェームズ・C・クロウ博士に由来し、1830年代にフランクフォートで生み出された。19世紀から20世紀半ばにかけて全米一の売上を誇る銘柄だったが、その後品質低下により人気が低迷。1987年にジム・ビーム社に買収され、現在はジム・ビームと同じマッシュビルで生産されている、歴史あるバーボンブランド。
このブランドの他のボトルを見る →