2026年7月の新発売ウイスキーまとめ
2026年7月にMalt Noteへ登録した新発売ウイスキーは10アイテム。四国初のジャパニーズウイスキーやグレーン専業蒸留所の初の700mlボトル、アードベッグの日本限定シングルカスクまで、国産クラフトの新顔が目立った1か月でした。
2026年7月にMalt Noteへ登録した新発売ウイスキーは10アイテム。国産クラフトの動きが目立った1か月で、四国初のジャパニーズウイスキーが登場し、グレーンウイスキー専業という珍しい立ち位置の蒸留所からは初の700mlボトルが発表されました。海外勢では、ローランドの新興蒸溜所の限定入荷2本に加えて、定番ブランドの限定が2本と、通年販売の新レギュラーが1本並びます。なお本記事は7月にMalt Noteへ登録したボトルをまとめたもので、発売日が6月・8月のものも一部含みます。
国産クラフトの初リリースと新機軸
阿波乃 シングルモルトは、徳島県の阿波乃蒸溜所が手がける最初のシングルモルトです。四国からジャパニーズウイスキーの定義を満たすシングルモルトが登場した、記録に残る1本といえます。
吉田電材蒸留所 シングルグレーン スターデルタ 2Yは、クラフト規模としては日本初となるグレーンウイスキー専業の蒸留所による、初の700mlボトル。8月8日発売予定で、7月に発売概要が公表されました。モルト全盛の国産クラフトのなかでは異色の立ち位置です。
国産クラフトの限定リリース
山鹿 ピーテッド 2026 Editionは、熊本・山鹿蒸溜所が初めて世に出したピーテッドタイプ。蒸溜所の新しい方向性を示すシリーズとして、今後の定点観測の対象になりそうです。

次に読む

なぜサントリーは約1.6兆円でジムビームを買ったのか——キリンとの統合破談から4年、「洋酒で世界へ」の賭け
2014年、サントリーは米ビーム社を負債込み約160億ドルで買収した。縮む国内市場、キリンとの統合破談、以前からの販売提携、伸びるウイスキー。発表資料と当時の報道から、日本の会社がバーボンの雄を買った理由をたどる。

ボイラーメーカーとは何か——ビールとウイスキーを「並べて飲む」一杯は、なぜ世界中の酒場にあるのか
ウイスキーのショットとビールを組み合わせる「ボイラーメーカー」。名前が定着したのは1930〜40年代のアメリカ。同じように混ぜずに並べる飲み方は、スコットランドの「ハーフ・アンド・ア・ハーフ」やフィラデルフィアの「シティワイド」など各地にある。歴史と合わせ方を整理する。

