Piccadily Distillery
インド北部ハリヤナ州インドリに拠点を置く、インド最大級の独立系モルト生産者ピカディリー・アグロ・インダストリーズの蒸留所である。同社は砂糖と蒸留の二事業を柱に、モルトウイスキー・カスク熟成ラム・ENA・エタノールを造る。パンジャブとハリヤナの製糖所複合施設に蒸留所を構え、インドリの旗艦モルト蒸留所は168エーカーに及ぶ。2022年に発売した旗艦シングルモルト「インドリ」は、2023年のウイスキーズ・オブ・ザ・ワールド・アワードでベスト・イン・ショーに輝き、世界一に選ばれた。インドリのほか「ウィスター」「ロイヤル・ハイランド」といったウイスキーや、ラム「カミカラ」も手がける、インド有数の造り手だ。
ピカディリーは、砂糖と蒸留の二つの事業を柱に、モルトウイスキー、カスク熟成ラム、ENA(高純度アルコール)、エタノールを造る。穀物と糖蜜からアルコールを製造する大規模設備を持つ一方、インドリの専用蒸留所では銅製ポットスチルでシングルモルトを蒸留する。北インドの高温がもたらす急速な熟成が、原酒に凝縮した香味を与える。
ピカディリー蒸留所を運営するピカディリー・アグロ・インダストリーズ(PAIL)は、1953年に設立された砂糖・アルコール製造会社である。1994年にシャルマ家が製糖所と蒸留所を取得して以来、事業を磨き続けてきた。2022年には旗艦シングルモルト「インドリ」を発売し、2023年のウイスキーズ・オブ・ザ・ワールド・アワードでベスト・イン・ショーに輝いて、スコッチや日本の名酒を抑え世界一に選ばれた。インド最大級の独立系モルト生産者へと成長している。
同社はインド北部ハリヤナ州のインドリに旗艦のモルト蒸留所を持ち、その規模は168エーカーに及ぶ。加えてパンジャブとハリヤナの製糖所複合施設にも蒸留所を構える。ヒマラヤ山麓に近い北インドの気候のもとで、ウイスキーが造られ熟成される。
世界一に輝いたシングルモルト「インドリ」を筆頭に、「ウィスター」「ロイヤル・ハイランド」といったウイスキー、カスク熟成ラム「カミカラ」などを展開する。インド最大級の独立系モルト生産者として、国内外で存在感を高めている造り手だ。

この蒸留所が属する地域
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本の五大産地以外にも、世界各地でウイスキー造りが広がっている。インドは消費量世界最大市場を背景にアムルットやポール・ジョンといった評価の高いシングルモルトを生み、台湾のカバランは高温多湿な気候を生かした急速熟成で国際賞を席巻した。オーストラリア、フランス、ドイツ、北欧諸国でも個性的なクラフト蒸留所が台頭している。
世界のウイスキーを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。