カバラン「Blender's Reserve」8月5日発売、ドン・キホーテ一部店舗から
台湾のカバランが、ドン・キホーテを展開するPPIHと共同開発した新シリーズ「Blender's Reserve」を8月5日に発売した。No.1とNo.2の2種で、いずれも500ml・40度・税抜3,980円。700mlが基本のカバランでは珍しい容量で、まずドン・キホーテの一部店舗から出る。
台湾のカバラン蒸溜所が、新シリーズ「Blender's Reserve」を2026年8月5日に発売した。ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)との共同開発で、カバランが日本でPPIHと独占的に組むのは初めてだ。全国のドン・キホーテ(一部店舗)から順次発売し、その後PPIHグループの各店舗へ広げる。
写真提供: カバラン/金車グループ(プレスリリースより)
2本の違いは樽にある
ラインナップはNo.1とNo.2の2種。どちらもシングルモルトで、500ml・アルコール度数40%、希望小売価格は各3,980円(税抜)。熟成年数と発売本数は公表されていない。
No.1はバーボン樽、ラム樽、ポート樽、そしてS.T.R.を施したポート樽で熟成させたと公表されている。公式は香りに月下美人のようなフローラルを挙げ、そこにハチミツと南国の果実、みずみずしいベリーが乗るとする。ハイボールや家飲みの一杯という位置づけだ。
No.2はブランデー樽、ヴィーニョ樽、そしてS.T.R.のアメリカンオーク樽。白桃に焼き菓子のような甘さ、クリーミーなバニラとシナモンが重なる方向で、ストレートやロック、食事に合わせる飲み方が挙げられている。
両方に出てくるS.T.R.は、樽の内側を削り(Shaved)、焼き(Toasted)、もう一度焦がす(Re-charred)手法を指す。ワイン系の樽が持ち込む酸を取り除き、亜熱帯の気候で速く進む熟成でも味の深みを出すために編み出された。カバランの公式説明によれば、この手法はカバランと故ジム・スワン博士が2006年に台湾で形にしたもので、いまでは世界中の蒸溜所が使う。なお、2本を分けているのは焼き加減ではなく樽の出自だ。S.T.R.という共通の下ごしらえの上に、No.1はラムとポート、No.2はブランデーとヴィーニョを重ねている。焼き加減そのものについてはで解説している。
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