
Girvan
スコットランド・ローランド、サウス・エアシャーのガーヴァンに立つ、ウィリアム・グラント社が所有するグレーン(穀物)ウイスキー蒸留所である。1963年、若きチャールズ・グラント・ゴードンの指揮のもと、着工からわずか9ヶ月で建設・稼働にこぎつけた、当時世界で最も近代的な蒸留所だった。曽祖父ウィリアム・グラントがグレンフィディックで初留を迎えた故事にならい、最初の原酒はクリスマスの日に流れた。同年に最初のコフィースチルを設置し、1990年には独自のパテントスチルを導入。ここで造られるグレーン原酒は世界最高峰と評され、ブレンデッド「グランツ」の心臓部を担う。敷地内にはヘンドリックス・ジンの拠点とアイルサベイ・モルト蒸留所も併設される、グラント社の巨大拠点だ。
ガーヴァンは、コフィースチル(連続式蒸留機)やパテントスチルを用いて、クリーンで軽やかなグレーン・ウイスキーを大量に造る。ここで生まれるグレーン原酒は世界最高峰の一つと評され、なめらかで穏やかな酒質を持つ。ブレンデッド「グランツ」をはじめとするグラント社のブレンドの土台(心臓部)を担う。近代的な連続式蒸留の技術が、その安定した品質を支えている。
ガーヴァン蒸留所は、1963年、ウィリアム・グラント社によって、サウス・エアシャーのガーヴァンに建設されたグレーン(穀物)ウイスキー蒸留所である。若きチャールズ・グラント・ゴードンの指揮のもと、着工から設計・稼働までをわずか9ヶ月で成し遂げ、当時世界で最も近代的な蒸留所とうたわれた。曽祖父ウィリアム・グラントがグレンフィディックで初留を迎えた故事にならい、最初の原酒はクリスマスの日に流れた。同年に最初のコフィースチルを設置し、1990年には独自のパテントスチルを導入して、独自のグレーン造りを確立した。
蒸留所はスコットランド・ローランド、サウス・エアシャーのガーヴァンに立つ。広大な複合施設には、グレーン蒸留所に加え、モルト蒸留所アイルサベイと、ヘンドリックス・ジンの拠点も併設される。2019年には、アマゾンと同じ高温多湿を再現した温室を備えるヘンドリックスの新拠点「ジン・パレス」も開設された。良質な水と大規模な設備が、グラント社の生産を一手に支えている。
グレーン・ウイスキーとして、「ガーヴァン・パテント・スチル」シリーズ(No.4アプレンティスや25年、30年など)を展開する。産出原酒の多くは、ベストセラー・ブレンド「グランツ」の中核を担う。世界最高峰と評されるグレーン原酒と、ジン・モルトも擁する巨大複合拠点で、グラント社を支えるローランドの造り手である。
The Girvan Patent Still No.4 Apps
🏴 スコットランド ・ ガーバン蒸留所 ・ シングルグレーン ・ NAS ・ 42%

この蒸留所が属する地域
スコットランド南部の低地地帯。伝統的に3回蒸留を行う蒸留所が多く、ピートを使わない大麦と相まって、軽やかで穀物由来の優しい甘みを持つスタイルが特徴とされる。かつては蒸留所数が多かったが20世紀に大きく減少し、近年オーヘントッシャンやグレンキンチーなどを中心に再評価が進んでいる。
ローランドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。