
Mannochmore
スコットランド・スペイサイド、エルギンの南トムズヒルに立つ蒸留所である。1971年、増大する国際的なブレンド需要に応えるため、スコティッシュ・モルト・ディスティラーズ(SMD)が建設し、ジョン・ヘイグ社に免許を与えた。隣接する姉妹蒸留所グレンロッシーとともに、ヘイグやディンプルのブランドと深く結びついてきた。1985〜89年に一時閉鎖されたが再開し、1992年からマノックモアのシングルモルトを生産。設備が大規模なため、ディアジオは他のシングルモルトの熟成にも同蒸留所を用いる。1996年には漆黒のシングルモルト「ロッホ・ドゥ(黒い湖)」を発売し、その異色の外見と味わいで話題を呼んだ。ブレンドを支えるスペイサイドの実力派だ。
マノックモアは、主にブレンデッド・ウイスキー向けの原酒を大量に生産する。ヘイグやディンプルといったブランドの土台を支えてきた、クリーンで軽やかなスペイサイド・スタイルの原酒を得意とする。1996年には、着色したシェリー樽を用いた漆黒のシングルモルト「ロッホ・ドゥ(ゲール語で黒い湖)」を発売。その異色の外見と味わいは、賛否を呼びつつ話題を集めた。
マノックモア蒸留所は、1971年、増大する国際的なブレンド需要に応えるため、スコティッシュ・モルト・ディスティラーズ(SMD)が建設し、ジョン・ヘイグ社に免許を与えた。エルギンの南、トムズヒルの隣接する姉妹蒸留所グレンロッシーの真隣に建てられ、両蒸留所はヘイグやディンプルのブランドと深く結びついてきた。1985年から1989年にかけて生産が停止・閉鎖されたが、その後再開し、1992年からマノックモアのシングルモルトを生産している。現在はディアジオが所有する。
蒸留所はスコットランド・スペイサイド、エルギンの南2マイルのトムズヒルに立つ。姉妹蒸留所グレンロッシーと隣り合い、スペイサイドの中心に位置する。周囲の良質な水と穀物が、大規模な生産を支えている。設備が大規模なため、ディアジオは他のシングルモルトの熟成庫としても同蒸留所を活用する。スペイ川水系に連なる軟らかな水が、軽やかな酒質を支えている。
公式ボトルは希少で、ディアジオの「フローラ&ファウナ」シリーズの12年が最もよく知られる定番だ。かつての漆黒のシングルモルト「ロッホ・ドゥ」も、その独特さでコレクターに記憶される。ヘイグやディンプルのブレンドを土台から支える、スペイサイドの縁の下の実力派である。
Mannochmore 12 Year Old Flora & Fauna
🏴 スコットランド ・ マノックモア蒸留所 ・ シングルモルト ・ 12年 ・ 43%

この蒸留所が属する地域
スペイ川流域に蒸留所が集中する、スコットランドで最も蒸留所数の多い地域。シェリー樽由来のリッチな甘みからバーボン樽由来の軽やかな果実香まで幅が広いが、総じて華やかでエレガントな味わいが多い。グレンリベット、グレンフィディック、マッカランなど世界的な銘柄を数多く擁する。
スペイサイドを深掘りする →地理ではなく味わいで繋がる、別の産地の蒸留所。