分類解説
Wheat Whiskey
小麦を51%以上使った、やわらかく穏やかな口当たりのウイスキー。
ウィートウイスキーは原料の51%以上が小麦のウイスキーです。なお、バーボンでライ麦の代わりに小麦を使う「ウィーテッドバーボン」とは別物で、こちらは小麦そのものが主原料になります。
ライのスパイシーさとは対照的に、パンやビスケットを思わせる穏やかでやわらかな甘さが持ち味です。刺激が少なく飲みやすいため、ウイスキーの入口としても、じっくり味わう一杯としても親しまれています。


Pappy Van Winkle's Family Reserve 15 Year
🇺🇸 アメリカ ・ バッファロートレース蒸留所 ・ ウィート ・ 15年 ・ 53.5%


バーボンとジャックダニエルは何が違う? ライやウィートは? アメリカンウイスキーを分ける「穀物」と「樽」のルールを整理し、それぞれの味の個性と、最初の一本の選び方までまとめて解説します。

年に一度しか出回らず、定価と二次流通価格が桁違いに開くバーボン。その希少性を、小麦のレシピ・閉鎖されたスティッツェル・ウェラー・長期熟成の物理・二次流通の構造から読み解く。

パピー、ブラントン、ウェラー、イーグルレア——憧れのバーボンの多くが、ケンタッキーのたった一つの蒸溜所から生まれる。その理由を、蒸溜所の歴史と「マッシュビルの造り分け」から読み解く。

1996年11月7日、嵐の中の出火でヘヴンヒルは熟成庫7棟と蒸溜所を失い、約9万樽が消えた。それでも出荷は止まらず、競合が蒸溜を引き受けた。ルイビルへの回り道と、28年ぶりの帰還をたどる。